――ご自身でも絵を描かれたり、写真を撮ったりは?
倉木:絵を描くことが好きで、どちらかというとキャラクターを描いたりするのが(笑)。ファンクラブの会報を出しているんですけど、載せてみたりしていて。写真は「きっと撮り始めたらハマッちゃうんだろうなぁ」というのが分かってるので、敢えてまず携帯からスタートして、ブログに載せたりしてますけど、興味はあります(笑)。――ライブでグッズを作られていますが、他に自分でプロデュースしてみたいと思うものはありますか?
倉木:ツアーとかを通してグッズを作らせて頂いていて、まだまだ勉強することもたくさんあって。今の所はまず、みんなの欲しいグッズだったり、意見を取り入れながらしっかりとやりたいので、考えていないです。――今日、実際に使われているボトルカバーだったり、ライブやツアーごとに新しいアイテムが追加されているんですか?
倉木:そうですね。あとは、皆さんから頂いた「こういうのを作って下さい」というアンケートを元に。冬は定番なんですけど、オリジナルの帽子とかマフラーとか、ホッカイロとかその場でパッと使えるようなものとかを。――先程、今後も台湾でライブをやっていきたいと話されていましたが、旅行してみたい国はありますか?
倉木:旅行したい所はたくさんあるんですよねー。もう生きている間に世界各国を旅行して、全部行ってみたいなという気はあるんですけど。まずはフランスのパリとかもいいなって思うし、あとはインドとかタイとかも見てみたいですね。――もしフランスに行ったら、何をしたいですか?
倉木:フランスもすごく色々な美術館とか、建物も昔から残っているものとかがあるじゃないですか。アジアには無い、ヨーロッパの文化や景色、人や音楽とか、そういうものに触れてみたいというのがすごくあって。もちろんオシャレの発信地という所で、ショッピングもなんですけど(笑)。まず、美味しいチーズは確実に買いたいです。モッツァレラチーズとかが結構好きなので、本場のチーズを(笑)。――ライブでも披露されていたり、今作でもCMでオンエアされているカーペンターズの「TOP OF THE WORLD」のカバーが収録されていますが、他のアーティストの楽曲をカバーすることによって、改めて自分らしさに気付かされることはありますか?
倉木:日頃聴いていて大好きなアーティストさんのカバーをさせて頂くこともあるので、そうなるとものすごく、いつも以上にテンションが上がって(笑)。歌入れもすごく楽しくて、「私だったらこういう風に歌ってみようかな」とか「こういうアレンジにしてみたい」というのが色々あって。そういう楽しさから、また新しい自分なりのオリジナルの曲が出来るんじゃないかなって。――最後にボーナストラックとして「夢が咲く春」のリミックスを収録されたのは何故ですか?
倉木:結構、何パターンかリミックスを作ったんですけど、その中ですごく時空を感じるような、ちょっと宇宙っぽい感じのが出来上がって、カッコいいなと思って。単純に、みんなにこういう「夢が咲く春」別バージョン的なものも聴いてもらいたいなと思って、入れさせて頂きました(笑)。――今後は、こういうアレンジの曲もやっていくのかなと。
倉木:ちょっとハウス・リミックスっぽい感じですよね。また原曲とは違った楽しみがあると思うし、それをみんなに聴いてもらいたいなと。――では最後に、2009年はどんな年にしたいですか?
倉木:今回「touch Me!」を作ってみて、R&Bが私の大好きなジャンルで居心地がいい場所なので、これをベースに形に捕われずに幅広い音楽を歌って届けていきたいというのもあるし、いずれ作曲の方でもいい曲が出来たら、皆さんに届けていきたいですね。・第1回「16歳でデビューして、学校との両立の中で」(2009年01月07日)
・第2回「台湾でも活動できたらいいな、という夢を持っていた」(2009年01月14日)
・第3回「リアルな想いを怖れずにぶつければ」(2009年01月21日)
・第4回「形に捕われずに、幅広い音楽を歌って届けていきたい」(2009年01月28日)
・倉木麻衣 ニューアルバム「touch Me!」特集
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