■メールでOfficeなどのファイルをみる
BlackBerry 8707hのセールスポイントの一つであるメールで添付されたOfficeファイルの閲覧だが、どの程度みることができるのだろうか。
Wordファイルを開くと、Word内の画像も表示される。続いてPowerPointファイルを開けてみる。レイアウトなどもしっかり確認できる。
Wordファイルを開くPowerPointファイルを開く

次にExcelファイルをみてみよう。
画面が小さいのセルが少々つまった感じだが、セルカラーも再現されており。データ閲覧には十分かもしれない。また、複数シートに別れているファイルもメニューから目次を選んでほかのシートを閲覧することができるので実用度は高い。
Excelファイルを開くほかのシートをみる

添付されたデジタルカメラなどの画像データも閲覧できるだけでなく、BlackBerry 8707h内に保存することもできる。
画像ファイルを開く画像ファイルを保存する

■ブラウザでインターネットをみる
BlackBerry 8707hのもう一つのインターネット機能、ブラウザもみてみよう。
Googleやlivedoorニュースなどもみることができる。QVGA画面なので、やや窮屈な感じもするが、テキストもみやすく、出先でのWEBチェックには重宝しそうだ。
Googleをみてみるlivedoorニュースをみてみる

■GoogleTalkでチャット
GoogleTalkをダウンロードするとチャットも利用できる。
GoogleTalk起動メッセージの入力

■日本語入力:メモ
ちょっとした文章ならメモを利用すれば簡単に書くことができる。QWERTYキーボードを本体前面に搭載しているので、ガシガシ文章を入力するの快適だ。
メモ日本語入力と変換

■画像の閲覧
BlackBerry 8707hは、本体に保存した画像や音楽を聴くことも可能だ。
音楽画像

画像の閲覧は、拡大・縮小も可能だ。
画像一覧画像のズーム表示も可能

■シンプルさはビジネスの味方
BlackBerry 8707hは、今はやりのカメラもワンセグも搭載していないが、実に堅実な端末だ。

ケータイ同様のプッシュ型のメールにOfficeファイルの添付もバッチリ閲覧ができる。また、文字入力もQWERTYキーボードでガシガシ入力することもできるし、通話でも大型スピーカーを搭載しているのでハンズフリーでの会話も可能と、欧米のビジネスマンが仕事での実用性から選択されているのも納得できる。

最近の端末にように派手目なネットサービス機能やAV機能はないが、ビジネスでは確実に目的を果たしてくれるだろう。

ビジネスにはシンプルさが大きな味方となることを実感させてくれる端末だ。

■主な仕様
・メモリー:RAM 64MB(フラッシュ)
・ディスプレイ:320×240ドット(QVGA)、65,000色以上
・入力機能
 QWERTYキーボード
 トラックホイール
・外部接続機能
 Bluetooth Ver.2.0(headset,handsfree,serialport,DUN,PBAP)
 miniUSBコネクタ(USB 2.0)
・サイズ:高さ110mm×幅69.5mm×厚さ19.5mm、重さ140g(電池パックを含む)
・連続待受時間
 (静止時)
 W-CDMA使用時:約400時間
 GSM使用時:約400時間
・連続通話時間
 W-CDMA使用時:約165分
 GSM使用時:約300分
・通信方式
 W-CDMA(日本、ヨーロッパ:2,100MHz、米国:非対応)
 GSM/GPRS(850、900、1,800、1,900MHz)

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