――普段から歌詞や、言葉の断片を書き留めていますか?

谷村:そうですね、歌詞はチョコチョコ。「JUNGLE DANCE」のカップリングの「Ooh...」という曲から、ストーリーを考えさせて頂いています。作家さんとお話しして「こういう歌詞にしたです!」と伝えさせて頂いています。

――「Ooh...」には、谷村奈南さんの恋愛感が反映されていますか?

谷村:うーん…。「Ooh...」は自分の恋愛感というより、本当にこういう人と出会えたらいいな、という発想ですね。妄想というか想像というか(笑)。

――普段から妄想を膨らませたりしているんですか?

谷村:そんなこともないんですけど(笑)。いざトラックを聴いた時に「こういうストーリーがいいだろう!」と思いましたね。

――異性に限らず、同性でも人として好きなタイプは?

谷村:女の子も男の子も問わず、一緒にいたいのはやっぱり面白い人がいいですね(笑)。多分、自分が大阪出身だからかな?

――東京に来たのはいつ頃ですか?

谷村:大学進学で来たので、今3年目ですね。3年もいるんですけど、東京には全然慣れないですね。

――普段話していても、関西弁が出たり。

谷村:基本、関西弁ぐらいな感じで。むっちゃ出ます(笑)。

――「JUNGLE DANCE」で谷村奈南さんのことを知った方も多いと思いますが、自己分析して、実際の自分はどういうタイプの女の子だと思いますか?

谷村:歌を歌っている時の衣装ではミニスカートな私が多いので、結構女の子っぽいイメージをもたれている方が多いのかな?と思うんですけど、実際はもう真逆ですね(笑)。

――歌を歌う時は、普段の自分とは違うキャラクターを演じるために、スイッチを入れるような感覚なんですか?

谷村:そうですね。歌詞によっても違うんですけど、もちろん自分と同じような面もあるし、全く違うような女性を演じる時もありますね。

――衣装と、普段の私服は全く違う?

谷村:全く違いますね。全然カジュアルだし、女の子っぽいというより、男の子っぽい方が強いかなと思いますね。

――好きなファッションの傾向はありますか?

谷村:派手な色も着たりするんですけど、モノトーンが好きですね。基本的にパンツが多くて、アクセサリーとかベルトとかカバンとかでオシャレをするのが好きで、服自体はカジュアルな感じですね。

――特に好きな色はありますか?

谷村:白とか薄いブルーとかが好きなんですけど、ラッキカラーが赤なので、カバンとかも赤を使っていますね(笑)。

――自覚はないけど、周りから「こういう人だよね」と言われてギャップを感じることはありますか?

谷村:「天然だよね。」みたいなことを言われるんですけど、無いですね。自分的にはかなりイケイケ…、イケイケじゃないな(笑)、オッケー的な行動をしてるつもりなんですけど。「全然おかしいよ」と言われることがあって。

――ボケキャラなんですか?

谷村:イヤ!突っ込むのも好きですね。

――関西出身の方は、お笑いにうるさいイメージがありますよね。

谷村:もう!すっごくうるさいですよ(笑)。この前、久しぶりに大阪に帰った時に、小ちゃい男の子とお父さんが歩いていて、もう漫才をしているような感じなんですよ。でも、向こうではそれが普通なんですよね。なので、日頃からお笑いにはうるさいですよ(笑)。

――今回のタイトル曲は、デビューシングル「Again」のイメージに近い壮大なバラード「If I’m not the one」と、前作「JUNGLE DANCE」からの流れを感じさせる「SEXY SENORITA」と対称的な2曲ですが、どのようにして決まったのですか?

谷村:「SEXY SENORITA」は「JUNGLE DANCE」の延長ではないけど、よりパワーアップしたラテン色の強い曲を海外の作家さんに作って頂いて。逆に「If I’m not the one」は、実はデビュー前からあった曲なんですよね。早く出したいなと思っていたので、聴いてもらえることがすごく嬉しいですね。