■デジカメのような背面とMicroSD<スロット
背面は、500万画素カメラの存在感が大きい。背面だけをみれば、デジカメといわれても違和感のないデザイン。カメラには、カールツァイスレンズが採用されているだけでなく、スライド式レンズカバーを備えるなど、こだわりも妥協がない。
左側面にMicroSDスロットが備わっている。
存在感のある背面カメラMicroSDスロット

■側面はLED点灯でクール
右サイドにはズーム/音量調節キーやシャッターキーを備える。ボタンはLED点灯するので暗い場所でも操作可能だ。左サイドにはイヤホンジャックやMicroSDスロットなどを備えている。
右側面左側面

■シンプルですっきりした上部と底部
本体上面は電源ボタンのみのシンプルなデザイン。本体底面にminiUSBポートを備える。
上部底部

■バッテリー、SIMスロット
背面下のロックボタンを押し込んで背面カバーを下へさげて開くとバッテリーがある。バッテリーを外すと左側にSIMスロットを備える。カバーは金属製でスロットの溝は浅い。
バッテリーSIMスロット

■Windowケータイより一歩先のケータイ化を実現している「X0NK」
スマートフォンというと国内ではWindows Mobileを搭載したWindowsケータイが知られているがSymbianOSを搭載したノキア製端末の方が海外ではいち早く市場展開している。
「X02NK」はSymbianOSを搭載したノキア端末ということもあり、国内では多いWindowケータイと比べてもケータイとの融合という面では完成度が高い。

何もいわれずに手渡されれば、Windowsケータイよりも意識せずにケータイとして使えるだろう。また、特徴であるAV機能も、ただ搭載するのではなく、高性能カメラや本体にステレオスピーカーを搭載し、操作も専用スライドプレーヤーパネルを内蔵するなど、妥協のない機能が提供されている。

スマートフォンということを意識させることなく使わせてくれるのがX02NKという端末だ。今は特別な端末として意識されているスマートフォンだが、将来はX02NKのように特別な意識をしなくとも使えるケータイとなっていくことを感じさせる端末だといえる。

■主なスペック
OS:SymbianOS / S60 v3.1
メモリ:ROM 140Mバイト
ディスプレイ:2.6インチ(QVGA)、 TFT液晶・最大1,600万色
カメラ(静止画):有効画素数 504万画素CMOS (サブカメラ 10万画素CMOS)
   (動画) :640×480ピクセル、MPEG-4、最大140Mバイト、約100分
メール:メール、S!メール(MMS)[Eメールクライアント]
連続通話時間:約160分(日本国内・W-CDMA)/約240分(GSM)
連続待受時間:約200時間(日本国内・W-CDMA)/約225時間(GSM)
充電時間  : 約90分
大きさ:約53幅×高さ99×厚さ21mm(閉じた状態。突起部除く)、重さ約120g(電池パック含む)

■これもオススメ!ケータイ最新ニュース
S片手の指で操作できるWindowsケータイ ドコモ「HT1100」
iPhoneのライバル 新時代のインターフェイス搭載 ドコモ「HT1100」
よりケータイらしく!ドコモのスマートフォン開発者に聞く「F1100」の魅力とその戦略
ドコモが目指すWindowsケータイの未来形「F1100」
【ケータイラボ】記事バックナンバー