いまから13年前、初代『プレイステーション』が発売された1994年12月3日の日にちをもじって「イチ! ニ! サン♪」のコマーシャルが、全国のゲーマーの心を躍らせた。実はこのとき、ソニーの創業者である盛田昭夫氏が「“捨てる”をイメージするからプレステとは呼ばないでほしい」とコメントし、週刊ファミ通に掲載された。いわゆる「プレステって呼ぶの禁止!!」ともとれるこのプレステ禁止令、実情はどうなのだろうか? ゲーマーから一般OLまで、幅広い層の30人にアンケート調査をしてみた。

<プレイステーションをどう略しているか>
・プレステ 92%
・PS(ピーエス)6%
・略さない 2%
・そのた 0%
※30人アンケート

…… なるほど。ソニーの思惑とは裏腹に、多くのユーザーは日々『プレステ』と言っているわけだ。ただ、ユーザーによっては略した呼び方を使い分けしていることもあるという。たとえば、『プレイステーション2』やプレイステーション3』などの特定の機種を指す場合は、『PS2(ピーエスツー)』や『PS3(ピーエススリー)』と呼ぶという。また、『プレイステーションポータブル』は、略すとどうしてもおかしくなるという理由から、ソニー公認の略し方『PSP (ピーエスピー)』が一般的のようだ。確かに、『プレイステーションポータブル』を『プレステポ』と呼ぶのは『だめぽ』みたいで抵抗がある(?)。

ゲームの大手企業S社に勤務していたN氏いわく「プレステの仕様書には、一文字もプレステっていう文字はありませんでしたね。ソニーさんから届く資料もそうですが、うちの会社で作っていたゲームの仕様書にも、プレステとは一度も出てくることはありませんでした。そういうものに書かれている呼び方は、だいたいフルネームかPSです。だってほら、テレビコマーシャルでもプレステって言わないでしょう? ほとんどPSです」とのこと。確かに、テレビコマーシャルでは『PS (ピーエス)』と呼んでいる。とはいえ「普通に会話で話すときは『プレステ』って呼ぶことが多いですね」とのことで、日常使う呼び方は『プレステ』が多いようだ。

『ファミコン』の場合、発売当初の正式名称は『ファミリーコンピューター』だったものの、多くのユーザー『ファミコン』という愛称で呼ぶようになり、いつしか『ファミコン』が任天堂の商品名として正式に採用されることになった。メーカーが推している愛称がユーザーに浸透していない場合、はたしてそれを愛称といってもいいのだろうか? livedoor トレビアンニュースとしては、ユーザーが頻繁に使う略称こそ愛称になるべきだと考えるが、皆さんはどうだろうか?
[詳細記事]

参照:Sony Computer Entertainment Inc.(SCE)

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