パソコンをパーツひとつから選んで作れる自作パソコンは、パソコン初心者にはなかなか手が出せないディープな世界だが、世界にひとつしかない自分だけのパソコンを作れる楽しい世界でもある。以前に"T-ZONE. PC DIY SHOP"のスタッフ 森田建介氏による、片手で持ち歩けるほど超コンパクトなパソコン"ゲームボーイPC"を紹介したが、同氏による新作が完成したとの情報を得て、早速、取材させていただいた。

■お弁当も一緒に入れられる？

"弁当箱PC"は、森田氏による面白系の自作パソコンとしては、第４弾となる。"よゐこ"のアキバ系ラジオ番組"アキパラ"に出演した際、番組関係者から"弁当箱"をいただいたことが、今回のパソコン製作のキッカケとなったそうだ。2.5インチのハードディスク並みに小さい"Pico-ITXマザーボード"EPIA-N8000Eをベースに、512Mバイトのメモリー（DDR3333）と80Gバイトの2.5インチHDD（HTS541680J9SA00）を備えている。マザーボードは借り物であるが、そのほかのPCパーツはすべて自分で揃えたという。
正面から見た"弁当箱PC"背面から見た"弁当箱PC"
"弁当箱PC"のポップ"弁当箱PC"のコーナー
小型の自作パソコンは、製作に時間が掛かるものなのだが、森田氏によると「比較的簡単で、10時間ほどで完成した」とのこと。その秘密は、"ゲームボーイPC"のように小さな筐体に、すべてのPCパーツ詰め込む必要がなく、"弁当箱PC"の一段目にマザーボード、二段目にハードディスクと電源ユニットを分けられたからだ。三段目が空いている理由については、「弁当も入れられて、パソコンの熱による保温効果もある」との"裏ネタ"をあかしてくれた。
"弁当箱PC"の一段目"弁当箱PC"の二段目
"弁当箱PC"の三段目二段目には、熱対策用の穴が見られる
OSは、"ゲームボーイPC"のときと同様にWindows XP Home Editionにしたが、ストレスなく動作するとのこと。
システムのプロパティの画面
今後の展開について森田氏は、「目標は月イチ。考えはあるが、時間がとれるかどうか…」。ポップには、「次回はQuadコア？」という謎めいた予告も書かれていたが、第５弾では、どんなサプライズPCを見せてくれるのか 楽しみにしよう。

■こちらもオススメ！アキバ最新ニュース
・【アキバ物欲】メイドさんはアキバの達人！萌えるメイド店＆アキバ初体験ツアー
・【アキバ物欲】ストップ・ザ・熱暴走！「ノートパソコン用クーラー」
・【アキバ物欲】何かお探し物ですか？　ご主人様！メイドさんが教えてくれる"秋葉原無料案内所"
・【アキバ物欲】ハプニング続出！"よゐこ"のアキバ系ラジオ番組-ガンダム声優の関 智一氏も登場
・【アキバ物欲】究極の接客業を目指す！メイドさんのメガネ屋さん

■T-ZONE. PC DIY SHOP

編集部：関口哲司
Copyright 2007 livedoor. All rights reserved.