今年3月にリクルートのテレビCM「卒おめプロジェクト」で、「サラバ青春〜卒おめ2007Ver.〜」が大量オンエアとなったチャットモンチー。翌4月に東京SHIBUYA-AXで2日間に渡って行ったワンマンライブのチケットは即完売。今月20日には5作目となるシングル「とび魚のバタフライ / 世界が終わる前に」が発売となった。

 「とび魚のバタフライ」はベースの福岡晃子が作詞を手掛け、梅雨を吹き飛ばすかのような青い空と海が聴く者を手招きする。Sony Music Online Japanでは23日正午までの期間限定で「とび魚のバタフライ」のビデオクリップをフルコーラスで公開中。前作「女子達に明日はない」から徐々に見せ始めたガールズバンドならではの可愛さが爆発した、チャットモンチー流のサマーアンセムになっている。

 「世界が終わる前に」は、7月7日より全国公開となる佐藤江梨子主演の映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の主題歌となっており、福岡が映画の原作を読んで書き下ろした作品。徳島から上京した当時の精神状態も作用して、映画の世界観ともリンクした心の叫びをボーカルの橋本絵莉子が歌い上げる。

 チャットモンチー初の両A面となる今作は、どちらも対照的な内容の曲だが、この楽曲の振り幅の広さと、それをライブで体現できるのが彼女たちの魅力。7月には東京・日比谷野外大音楽堂と大阪・なんばHatchでワンマンライブを行うが、いずれもチケットは完売。その他にも、ROCK IN JAPANやSUMMER SONICなど夏フェスにも多数出演が決定している。

チャットモンチー - アーティスト情報

Sony Music Online Japan
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』公式サイト

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