[画像] 竹内まりや、原由子と50代の共演

 5月23日に発表した、前作「Bon Appetit!」から6年ぶりとなるアルバム「Denim」が、オリコン・ランキングで2週連続1位を記録し、売り上げ枚数50万枚を突破した竹内まりや。7月5日からTBS系で放送開始となる米倉涼子・高岡早紀出演のドラマ「肩ごしの恋人」では主題歌を書き下ろし、同曲で原由子との共演を果たした。

 「肩ごしの恋人」は、第125回直木賞を受賞した唯川恵の同名小説をドラマ化。米倉涼子演じる恋愛にのめり込むことができない“サボテン女”早坂萌と、高岡早紀演じる常に恋愛していることにしか興味がない“鮫科の女” 室野るり子との恋愛や友情を通して、結婚・離婚・不倫・仕事に揺れる、30代女性の姿が描かれる。

 ドラマ化に際し、唯川恵は竹内に主題歌を依頼。二人の親交は昨年12月、シングル「スローラヴ」の発表に合わせて、読売新聞で竹内まりやをテーマに連載された小説「午前10時に竹内まりや。」で、竹内からの強い要望で唯川恵に執筆を依頼したことから始まった。今年2月に発表されたシングル「明日のない恋」では、唯川恵がライナーノーツを寄稿。今回に至る。

 8月8日に発表となる主題歌「チャンスの前髪」で竹内は、二人の女性の絆を投影した詞の世界観を表現するために、自分と同世代の女性シンガー・原由子の参加を提案。竹内と原は夫婦間でも長年、親交を深め、1988年に発表された山下達郎のアルバム「僕の中の少年」に収録された「蒼氓」では、竹内まりや・桑田佳祐・原由子によるコーラス参加で夫婦共演が実現している。

竹内まりやコメント
「このたび、私の愛読する唯川恵さんの作品「肩ごしの恋人」のドラマ化にあたり、光栄にも主題歌を歌わせていただくことになりました。この小説に描かれる二人の女性の絆を、音楽でも表現するために私と一緒に歌ってくれるパートナーがほしいと考えた時、まっ先に頭に浮かんだのが、優しく可愛い声が魅力的な原由子さんでした。唯川さん同様、同じ50代で共通する部分も多々ある彼女とのコラボは、まさにこのテーマを歌うのにぴったりだと感じています。声だけでなく、人間として実に心の優しい原さんだからこそ、こんな私のわがままなお願いにも二つ返事で応じて下さいました。原坊、本当にありがとう。感謝、感激です!」

原由子コメント
「大好きな竹内まりやさんの作品に参加させて頂く事になり、とっても嬉しく光栄です。女性の友情を歌ったこの曲の内容にも共感しましたし、私もチャンスをつかまなくっちゃ!と勇気と元気を頂きました。まりやさん、そして達郎さんの御配慮により、とっても楽しく歌わせて頂けた事にも感謝の気持ちで一杯です。本当に有難うございました!またいつかご一緒させて下さいネ!」

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肩ごしの恋人 - TBS

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