2007年1月30日、マイクロソフトの新しいOS「Windows Vista」(以下、Vista)がついに発売される。Vistaは、同社が5年ぶりにパソコン市場へ投入するOSであるので、パソコンユーザーの中には、Vistaの登場を待ち望んでいた人も多いであろう。また、Vistaには、今までのWindowsにない新しいユーザーインターフェース「Windows Aero」がエントリーエディション(Vista Home Basic)以外のすべてに標準装備されるので、これからパソコンを購入しようと考えている人にも魅力がある。
秋葉原では、テレビなどでよく見掛ける国内メーカーのパソコンのほかに、パソコンショップがPCパーツを組み合わせて販売する「ショップブランド・パソコン」と呼ばれるマシンをよく見掛ける。ショップブランド・パソコンは、有名国内メーカーのパソコンに比べて、価格や性能、オリジナリティにあふれているパソコンが多い。
そこで今回は、有名国内メーカーのパソコンとはひと味もふた味も異なるショップブランド・パソコンを、各店舗での取材をもとに紹介する。
株式会社サードウェーブ 企画部 部長 宮崎隆之氏ドスパラ 秋葉原本店
ドスパラのオリジナルパソコンの特長は、様々なPCパーツをアップグレードすることで、Vistaの中でも最上位のUltimateエディションでもストレスなく快適に動作が可能となっている。現在、店頭やインターネットショップで扱っているBTOパソコンであれば、ほぼすべての製品がVistaに対応できる。
ドスパラがVista搭載パソコンの予約受付を開始したのは、マイクロソフトがVistaの一般向け発表会を行った2007年1月15日からで、顧客からの反響も高いという。予約されたパソコンの出荷は、Vistaの販売が開始される1月30日以降となる。
Prime Monarch LX
取材時に見せて頂いた「Prime Monarch LX」は、CPUにデュアルコアのIntel Core 2 Duo E6600、P965チップセット、2GバイトのDDR2メモリー、グラフィックスにnVIDIA GeForce 7900GSを搭載するなど、性能に妥協がない高性能デスクトップパソコンで、1年間の持ち込み修理保証付。OSなしモデルが15万2,980円(税込み)、Vista Home Editionが16万4,980円(税込み)、Vista Home Premiumが16万8,980円(税込み)、Vista Ultimateが17万9,800円(税込み)、Home Premium+Office Personal Edition 2007が18万8,980円(税込み)。
付属のキーボードとマウスPrime Monarch LXの内部
いち早く最新のアーキテクチャーに対応できる点も、ドスパラが販売するパソコンの特長のひとつだ。新しいPCパーツが発表されたら、なるべく早くパソコンのかたちで顧客に提供することを考えている。今回のVista搭載パソコンの場合でも、どのようなニーズの顧客にでも対応できるように、幅広いラインナップと、BTOによる豊富なカスタマイズを用意した。同社のショップブランド・パソコンは、冷却性能・拡張性が抜群のタワー型、サイズと拡張性のバランスがとれたミニタワー型、コンパクトで机上にスッキリと置けるスリム・省スペース型など、バリエーションに富んだラインナップが用意されている。
nVIDIA GeForce 7900GSCPU上部の巨大な吸気ダクト
1月30日は、秋葉原の各店舗で、その場で持ち帰ることができる即納モデルのVista搭載パソコンを販売する。PCパーツ構成を変更するBTOに関しては、パーツ変更の構成内容次第である。たとえば、グラフィックスカードのみを差し替えるだけであれば、店頭で購入して少し待っている間に対応できるが、マザーボードを交換するなど大幅な変更となると、若干の時間は掛かるが、極力早く対応するということだ。
今後の展開としては、顧客に満足して頂けるように、常に最新のPCパーツを使用したオリジナルパソコンを展開していきたいという。
次のページでは、ツクモとクレバリーのショップブランドのパソコンを紹介する。
秋葉原では、テレビなどでよく見掛ける国内メーカーのパソコンのほかに、パソコンショップがPCパーツを組み合わせて販売する「ショップブランド・パソコン」と呼ばれるマシンをよく見掛ける。ショップブランド・パソコンは、有名国内メーカーのパソコンに比べて、価格や性能、オリジナリティにあふれているパソコンが多い。
そこで今回は、有名国内メーカーのパソコンとはひと味もふた味も異なるショップブランド・パソコンを、各店舗での取材をもとに紹介する。
■いち早く最新のアーキテクチャーに対応 - サードウェーブ 宮崎氏
ドスパラは、秋葉原のパソコンショップの中では老舗で、会社設立から今年で23年を迎える。PCパーツの輸入販売をはじめてすぐに組み立て式(BTO)パソコンを開始しており、「Prime」という名のショップブランド・パソコンを販売して18年ほどになる。「Prime」の名前の由来は、「最高の」「高品質の」という英語の意味そのもので、顧客に最高のパソコン、高品質のパソコンを届けたいという願いが込められている。株式会社サードウェーブ 企画部 部長 宮崎隆之氏ドスパラ 秋葉原本店
ドスパラのオリジナルパソコンの特長は、様々なPCパーツをアップグレードすることで、Vistaの中でも最上位のUltimateエディションでもストレスなく快適に動作が可能となっている。現在、店頭やインターネットショップで扱っているBTOパソコンであれば、ほぼすべての製品がVistaに対応できる。
ドスパラがVista搭載パソコンの予約受付を開始したのは、マイクロソフトがVistaの一般向け発表会を行った2007年1月15日からで、顧客からの反響も高いという。予約されたパソコンの出荷は、Vistaの販売が開始される1月30日以降となる。
Prime Monarch LX
取材時に見せて頂いた「Prime Monarch LX」は、CPUにデュアルコアのIntel Core 2 Duo E6600、P965チップセット、2GバイトのDDR2メモリー、グラフィックスにnVIDIA GeForce 7900GSを搭載するなど、性能に妥協がない高性能デスクトップパソコンで、1年間の持ち込み修理保証付。OSなしモデルが15万2,980円(税込み)、Vista Home Editionが16万4,980円(税込み)、Vista Home Premiumが16万8,980円(税込み)、Vista Ultimateが17万9,800円(税込み)、Home Premium+Office Personal Edition 2007が18万8,980円(税込み)。
付属のキーボードとマウスPrime Monarch LXの内部
いち早く最新のアーキテクチャーに対応できる点も、ドスパラが販売するパソコンの特長のひとつだ。新しいPCパーツが発表されたら、なるべく早くパソコンのかたちで顧客に提供することを考えている。今回のVista搭載パソコンの場合でも、どのようなニーズの顧客にでも対応できるように、幅広いラインナップと、BTOによる豊富なカスタマイズを用意した。同社のショップブランド・パソコンは、冷却性能・拡張性が抜群のタワー型、サイズと拡張性のバランスがとれたミニタワー型、コンパクトで机上にスッキリと置けるスリム・省スペース型など、バリエーションに富んだラインナップが用意されている。
nVIDIA GeForce 7900GSCPU上部の巨大な吸気ダクト
1月30日は、秋葉原の各店舗で、その場で持ち帰ることができる即納モデルのVista搭載パソコンを販売する。PCパーツ構成を変更するBTOに関しては、パーツ変更の構成内容次第である。たとえば、グラフィックスカードのみを差し替えるだけであれば、店頭で購入して少し待っている間に対応できるが、マザーボードを交換するなど大幅な変更となると、若干の時間は掛かるが、極力早く対応するということだ。
今後の展開としては、顧客に満足して頂けるように、常に最新のPCパーツを使用したオリジナルパソコンを展開していきたいという。
次のページでは、ツクモとクレバリーのショップブランドのパソコンを紹介する。
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