移籍マーケット=06年12月6日〜06年12月24日

 3シーズン無冠が続くレアル・マドリーが精力的に動いた。フランス国籍を持つ若手のホープ、ゴンサロ・イグアインをリーベルプレートから獲得。さらに、バルセロナやチェルシーなど、ヨーロッパ強豪チームが狙っていたフェルナンド・ガゴをボカ・ジュニアースから獲得した。

移籍マーケット=06年12月25日〜06年12月31日

 リーガ・エスパニョーラで首位を走るセビージャが、約500万ユーロ(約7億7800万円)で、ゼヒト(ロシア)からアレクサンダー・ケルジャコフを獲得した。

移籍マーケット=07年1月1日〜07年1月7日

 1月1日の移籍マーケットの幕開けとともに、各クラブが一斉に動く。まず、FWの人材不足に悩むマンチェスター・ユナイテッドが、昨季バルセロナで大活躍したヘンリク・ラーション(ヘルシンボリ)を3カ月のローンで獲得。また、レアル・マドリーがイグアイン、ガゴに続いて、「ロベルト・カルロスの後継者」と呼ばれる、マルセロと契約を結んだ。

 フランスでは現役引退を表明していた、元フランス代表のファビアン・バルテズがナントと契約。また、元アルゼンチン代表のマルセロ・ガジャルドがパリ・サンジェルマンへの移籍が決まり、3年ぶりのリーグ・アン復帰となった。

 そのほか注目選手は、バレンシアで全く出番が与えられなかった、フランチェスコ・タバーノがローマへ。そのローマで出場機会が限られていた、ヴィンチェンツォ・モンテッラが、イングランドに渡った。また、フルアムの中心選手として活躍していたルイス・ボア・モルテが、同じロンドンのウェストハムに移籍した。