日本代表は14日、北中米ワールドカップアジア最終予選・インドネシア戦(15日・ジャカルタ)の前日練習を試合会場のゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行った。冒頭約15分間が報道陣に公開され、27人全員がランニングやボール回しでウォーミングアップを行った。
練習開始の午後5時半時点でスタジアムの気温は32度。雨季のジャカルタだが、前日13日から雨が降っておらず、合宿開始当初よりも蒸し暑い気候となっている。選手たちは大粒の汗を浮かべながらトレーニングを行っていた。
すでにインドネシアサポーターに向けた観戦チケットは完売しており、収容人数7万8千人の巨大なスタジアムには満員近い大観衆が訪れる見込み。日本代表の練習場にも連日、100人近いインドネシアの報道陣が訪れるなど、現地の注目度は非常に高く、熱狂的なムードの中での試合になりそうだ。
一方、現地在住の日本人も数多く観戦予定。森保一監督は前日会見で「超アウェーで我々にとって厳しい戦いになると思うが、日本サッカーを楽しみにしてくださっているインドネシアの方々が大勢いらっしゃるし、アウェーの地で我々日本代表とともに戦ってくれる日本人の方々もたくさんスタジアムに駆けつけてくださるので、厳しい戦いを日本一丸で戦い抜いていきたい」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)