「H&M」が2025年のデザイナーコラボレーションのひとつとして、グレン・マーティンス(Glenn Martens)とのパートナーシップを発表した。2025年秋コレクションとして展開する予定だ。
グレン・マーティンスはベルギー・ブルージュ生まれ。アントワープ王立芸術アカデミー在学中からブルーノ・ピータース(Bruno Pieters)に師事し、H&M傘下の「ウィークデイ(WEEKDAY)」や「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」のコレクション製作に携わった。「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」などで経験を積んだ後、自身の名を冠したブランドを設立した。2013年に「ワイ・プロジェクト(Y/PROJECT)」の創業デザイナー ヨハン・セルファティ(Yohan Serfaty)の後任としてクリエイティブディレクターに就任し、約11年にわたり同職を務め、ブランドの大きな成長に貢献。2020年からは「ディーゼル(DIESEL)」のクリエイティブディレクターも務め、ワイ・プロジェクトのクリエイティブディレクター退任後はディーゼルに専念している。
H&Mのデザイナーコラボは2004年当時、「シャネル(CHANEL)」のクリエイティブディレクターだったカール・ラガーフェルドからスタート。以来、20年間にわたり業界屈指の有名デザイナーを起用したコレクションを展開している。
■過去のデザイナーコラボレーション:
カール・ラガーフェルド(2004年)
ステラ・マッカートニー(2005年)
ヴィクター&ロルフ(2006年)
ロベルト・カヴァリ(2007年)
コム・デ・ギャルソン・バイ・川久保玲(2008年)
マシュー・ウィリアムソン(2009年春)
ジミー・チュウ(2009年秋)
ソニア・ リキエル(2010年春)
ランバン(2010年秋)
ヴェルサーチェ(2011年)
マルニ(2012年春)
メゾン・マルタン・マルジェラ(2012年秋)
イザベル・マラン(2013年)
アレキサンダー・ワン(2014年)
バルマン(2015年)
KENZO(2016年)
ERDEM(2017年)
MOSCHINO(2018年)
Giambattista Valli(2019年)
Simone Rocha(2021年)
Mugler(2023年春)
Rabanne(2023年秋)