9日、海南省海口市の高校で木に止まったミゾゴイ。(海口=新華社配信/薛美麗)
【新華社海口11月14日】中国海南省海口市の高校敷地内で、国家2級保護動物に指定されているサギ科の鳥ミゾゴイが発見された。海南観鳥会の専門家が鑑定し、省内初の記録と確認された。
発見した高校2年の馬丁(ば・てい)さんは野鳥観察が趣味。長い首、鋭いくちばし、動きが少ないなどの特徴からサギ科と推測して学校に報告し、学校が林業部門に確認を求め、ミゾゴイと判明した。
9日、海南省海口市の高校で木に止まったミゾゴイ。(海口=新華社配信/薛美麗)
海南観鳥会記録センターの責任者、李飛(り・ひ)氏によると、ミゾゴイは主に日本南部で繁殖し、フィリピンで越冬するが、中国東部の海沿いに現れることもある。このところ台風が多かったため、通常の渡りのルートから外れて迷い込んだ可能性があるという。(記者/陳子薇)
9日、海南省海口市の高校で木に止まったミゾゴイ。(海口=新華社配信/薛美麗)
9日、海南省海口市の高校で木に止まったミゾゴイ。(海口=新華社配信/薛美麗)