茂木健一郎氏が共同通信にて配信するエッセイ「ソーシャルメディア時代のトランプ返り咲き 人類はどこへ向かう?」において、トランプ氏の再選がもたらす時代について語った。動画内で茂木氏は、「ソーシャルメディアが非常に大きな力を持っている」と指摘し、トランプ元大統領の個人的な問題だけでなく、ソーシャルメディアが主導的な役割を果たしたことを挙げた。
茂木氏は、トランプ氏が伝統的なメディアを批判し続ける一方で、「ソーシャルメディアの方が人々の声を反映している」とする主張を強調した。さらに、イーロン・マスク氏もトランプ氏の考えに賛同し、買収したX(旧Twitter)を通じてトランプ氏の再選を後押ししたと説明。これに対し、「ファクトチェックが必ずしもなされないまま、ソーシャルメディアでフェイクニュースが広まった」ことを問題視し、選挙結果にも影響しなかった現状を述べた。
そして、ソーシャルメディアの影響力がますます強くなる中で、「パンドラの箱を開けてしまったのではないか」と問い掛ける茂木氏。伝統的メディアとソーシャルメディアの関係性について、今回のエッセイで深く考察しているという。
茂木氏は動画の最後で、「エッセイは各地方紙のサイトで閲覧可能である」とし、読むことを呼びかけた