立憲民主党前参院議員の蓮舫氏が11月10日、自身のXに新しいプロフィール画像を公開し、話題を呼んでいる。
自宅の庭と思しき場所で樹木を背景に、ブルーグレー調のセーターを着た蓮舫氏がカメラに向かって微笑んでいる写真だ。おそらくノーメイクに近く、口元や首の皴も隠さずにナチュラルな雰囲気を醸し出している。
この自然体の姿に、Xでは賛同の声が寄せられている。
《憑き物が取れて、いい感じになったね》
《これこれ、こういうの待ってたんです スッピン+ボサボサ+普段着、素敵です》
《優しくなってる》
《えっ!蓮舫さんカッコいいです…》
蓮舫氏は、2024年7月7日の都知事選で3位に沈み、今は“充電生活”を送っている。本誌は都知事選に敗北した後の蓮舫氏の様子を報じており、政治担当記者はこう話す。
「敗北後の7月9日には自身のXに《お気に入り》というガラス細工の『サンキャッチャー』とともに、《私はどれだけ批判されてもいいと思われてるんでしょうね。男性になら言わない表現、知らないコメンテーターがさもありなんと話す。さすがに酷いと思えます。まだ、これらと闘えというのかしら》と“泣き言”ともとれるようなポストをしていました」
サンキャッチャーとは、日光が当たる場所につるすと、ガラス玉で乱反射した光が虹色になる飾り物。その名のとおり「光をつかむ」という意味をもつ。
「サンキャッチャーには『気分をあげる効果』があるとされ、『幸運を呼ぶインテリア』などと紹介されることが多い。選挙戦では猛烈な批判にさらされ、その後もXには無慈悲なまでの言葉が並びました。そのため、彼女の精神面を心配する声が永田町でも強かったです。そうした背景からか、蓮舫さんの投稿に対しては『彼女自身が気分をあげたいのだろう』と推測する声も見られます」(同前)
また、本誌は都知事選後の7月某日、東京都内の自宅周辺で帽子を目深に被り、半袖短パン姿で、愛犬・うるる君を散歩させている蓮舫氏を見かけていた。
この日、裾や袖から見えていた腕や脚は、選挙戦による影響もあったのかもしれないが、かなりやせ細った印象だった。前出の記者が話す。
「蓮舫氏の都知事選への出馬は、立憲民主党が有力な候補者を立てられなかったために急遽決まったもので、本人はもともと衆議院選挙に鞍替えで出馬することをにらんでいました。
9月に公開された毎日新聞のインタビューでは『もう少し時間をかけて考えます』と話し、今後の政治活動に含みを持たせました。
2025年3月15日までに参院東京選挙区でさらに欠員が出なければ、同年7月の参議院選では、任期途中で失職した蓮舫氏の非改選の欠員分1を補う『合併選挙』が実施されます。
その際は、定数が6+1の7になるのですが、上位6位までは通常の6年任期ですが、7位の候補者は蓮舫氏の残りの任期3年を務めることになります。
蓮舫氏が出馬すれば、7位以内に入ることはほぼ確実だと思いますが……おそらく次の衆院選に立憲民主党候補がいない東京の選挙区から出るのではないかとみています」
モデルチェンジした蓮舫氏はいつ政界に戻ってくるのか。