阪神・大山悠輔内野手(29)と坂本誠志郎捕手(31)は13日に今季取得した国内FA権の申請期限を迎える。両選手とも権利行使する可能性があり、結論は最終日に持ち越された。
大山について、粟井球団社長は「ある程度は(契約条件を)頑張らないと、ファンの人も見ている。いけるところまでいきますよ」と全力で慰留に努めてきた。「FA宣言」解禁となった5日から熟考を重ねてきた坂本は「いろんな人に相談して決めたい。いっぱい考えて悩んでいる」と胸中を明かしたこともあった。
この日、西宮市内で取材に応じた嶌村球団本部長は「私の方からまだ言えることはございません。13日は明日ですから」と話すにとどめた。昨季のリーグ優勝、日本一に貢献した実力者2人の決断に注目が集まる。