プレミアリーグ第11節が9日に行われ、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンがホームでマンチェスター・シティと対戦した。
ブライトンの三笘は前線の左サイドで先発出場。負傷離脱から戻ってきたFWジョアン・ペドロとMFマット・オライリーがベンチ入りを果たした。対するマンチェスター・シティは、公式戦3連敗中。直近の試合(チャンピオンズリーグのスポルティング戦)から2選手を入れ替え、カイル・ウォーカーとイルカイ・ギュンドアンがスタメンに名を連ねた。
試合は、立ち上がりからマンチェスター・シティが押し込む展開に。ブライトンはGKバルト・フェルブルッヘンの好守で凌いでいたが、23分に中盤でのトラジションからマテオ・コヴァチッチのラストパスを受けたハーランドがDFに競り勝ってシュート。一度はGKに防がれるも、セカンドボールにすかさず反応すると、そのままゴールに押し込んだ。
その後もハーランドがブライトンゴールを脅かし続ける一方、ブライトンは三笘薫の飛び出しなどで応戦したが、マンチェスター・シティが1点をリードして試合を折り返す。1点を追うブライトンはハーフタイム、ヤシン・アヤリに代えてカルロス・バレバを投入。56分には三笘を経由した展開からジャック・ヒンシェルウッドが決定機を迎えたが、GKエデルソンに阻まれると、直後のプレーでヒンシェルウッドが足を痛めてオライリーと交代した。
さらに、ジョアン・ペドロ、ブラヤン・グルダを送り出したブライトンは68分、バレバのパスを受けた三笘がGKとの一対一を迎えるが、ファーストタッチがやや長くなったところで間を詰められてしまう。その後もジョアン・ペドロと三笘の関係などで好機を作り出すと78分、三笘が自身のセンタリングのこぼれを拾って再びボックス中央のウェルベックへ。混戦となったところをかっさらったジョアン・ペドロがシュートを決め、ブライトンが試合を振り出しに戻した。
勢いに乗るブライトンは83分、今度は中央を突破。バレバの縦パスからウェルベック、ジョアン・ペドロを経由してボックス中央に抜け出したオライリーがネットを揺らし、逆転に成功する。三笘は89分にヤクブ・モデルとの交代でお役御免に。マンチェスター・シティはリードしている時点でベルナルド・シルバとケヴィン・デ・ブライネを送り出して締めにかかったが、奏功しなかった。
ブライトンは最後までリードを守り抜き、試合は2−1で終了。ブライトンは交代選手が結果を残して価値ある逆転勝利を収め、敗れたマンチェスター・シティは公式戦4連敗のままインターナショナルウィークを迎えることになった。
【スコア】
ブライトン 2−1 マンチェスター・シティ
【得点者】
0−1 23分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
1−1 78分 ジョアン・ペドロ(ブライトン)
2−1 83分 マット・オライリー(ブライトン)
【ハイライト動画】ブライトンが逆転勝ち!マンチェスター・シティは公式戦4連敗
ハピタス
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