バーチャルシンガーのキャラクター「初音ミク」と結婚した日本人男性として知られる近藤顕彦さんが、現在も“結婚生活”を楽しんでいることが韓国でも注目を集めている。
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『朝鮮日報』や『ニューシス』などの韓国メディアは11月5日、香港の『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』の報道を引用して、近藤さんの近況を伝えた。
近藤さんは最近、自宅の初音ミクと一緒に結婚6周年を祝う写真を公開し、「今日は結婚記念日です。6周年になります。これからも夫婦ともに仲良く過ごしていきたいと思います!」などとコメントを残した。
彼は2018年、東京で初音ミクと結婚式を挙げた。結婚式の費用として200万円を費やしたという。学生時代、女性に7回も告白したが、すべて断られた経験があるとのこと。また、アニメオタクであることから友人からからかわれたり、いじめを受けたりもした。
そんな近藤さんは、2008年に初めて初音ミクを知った。そして、キャラクターの立体映像を内部に映し、簡単な会話などができる装置「Gatebox」が2017年に商用化され、初音ミクを「召喚」できるサービスが始まったことで彼女との結婚を決めたという。
さらに近藤さんは2019年、初音ミクの等身大フィギュアを作成し、一緒に過ごしている。
初音ミクと結婚6周年を迎えた近藤さんについて、韓国のオンライン上では「人に迷惑を与えていないし、自分が幸せなのだから良いと思う」「お幸せに」「振られたからとストーカーになる犯罪者よりよっぽどいい」「将来、韓国でもこのような夫婦が増えるかも」といった意見があった。
一方で「精神病ではないのか…」「日本は本当に精神世界が異常だ」「早く病院に行かせるべきでは?」「これを結婚生活と呼べるか。人形遊びだろ」といった批判的な声もあった。
いずれにしても結婚から6年が経ってもパートナーへの愛情が失われていない近藤さんの愛は、本物と呼んでもいいのではないだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部O)