【ピッツバーグ共同】米大統領選の激戦州、東部ペンシルベニアの州地裁は4日、共和党候補トランプ前大統領を支持する有権者のうち毎日1人に100万ドル(約1億5千万円)の報奨金を配るとする実業家イーロン・マスク氏の活動について、継続を認める判断を下した。米メディアが伝えた。地裁は判断理由を明らかにしていない。
民主党関係者がばらまきだと批判し、州司法当局が「違法な宝くじだ」などとして活動の中止を求めて提訴していた。
マスク氏側は報奨金を受け取るのは「広報担当者」として選ばれた人物で無作為の宝くじではないと主張し、違法性を否定していた。