大谷が変更した登場曲の歌手が告白
米大リーグのワールドシリーズ(WS)を制したドジャースの大谷翔平投手に、カナダ出身のグラミー賞歌手が感謝した。大谷はプレーオフ期間中に登場曲をマイケル・ブーブレの「Feeling Good」に変更。ブーブレは「人生でこんなに電話をもらったことはなかったよ」と反響の大きさを振り返っている。
寝耳に水だったようだ。大谷は開幕からルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」を登場曲に使ってきたが、10月20日(日本時間21日)のリーグ優勝決定シリーズ第6戦からはブーブレの「Feeling Good」に変更。同日は4打数2安打でメッツを下し、WS進出を決めた。
ブーブレは米国のストリーミングサービス「Rokuチャンネル」の番組「ザ・リッチ・エイゼン・ショー」に出演。登場曲に採用され「人生でこんなに電話をもらったことはなかったよ」と振り返った。中には「なんで見ていないんだ、バカ野郎」と言う人もいたという。司会者に「素晴らしい国際的スターが君を選んだんだ」と言われ、「ハッピーハッピー、ジョイジョイ」と笑顔で喜んだ。
全世界で7500万枚以上のアルバム・セールスを記録し、5つのグラミー賞に輝いた人気歌手にとっても反響の大きさは驚きだったようだ。「とても興奮したよ。僕の携帯電話は狂ったように鳴り続けたんだ。世界中から『今、何が起こっているか知ってる?』って連絡が来たんだ。とてもクールだったね」と混乱まじりに回顧した。
ブーブレはXでも「史上最高の選手の一人」「Thanks、ショウヘイ。ドウモアリガトウ」と日本語を交えて感謝していた。
(THE ANSWER編集部)