プロ野球の阪神タイガースは14日、新監督に球団OBで球団本部付スペシャルアシスタントの藤川球児氏(44)が就任すると発表した。近く記者会見を開く。2年間にわたり指揮を執った岡田彰布監督(66)はフロント入りして新体制を支える予定。
高知商(高知)から1999年にドラフト1位で阪神に入団した藤川氏は、救援投手として活躍し、最多セーブのタイトルを2度獲得。米大リーグや国内の独立リーグでもプレーし、20年に阪神で現役を引退した。その後はフロントで外国人選手の補強などに関わってきた。
球団初の連覇を目指した阪神は今季、最終盤まで優勝を争ったが2位に終わった。クライマックスシリーズでは3位の横浜DeNAベイスターズに2連敗して敗退した。