[画像] 「美人すぎる港区議会議員」の心を射止めたお相手は? 出会いからゴールインまで“結婚秘話”を告白

 人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。

 そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。

 今回登場していただくのは、元ネットアイドルで東京都港区議会議員の新藤加菜さん(31)と会社経営者のMさん(32)。

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【写真10枚】こんな美人な区議会議員がいるなんて…! Instagramには谷間チラリの水着ショットも

 新藤加菜さんが、Mさんと8月12日に入籍した。加菜さんは彼に自分との交際を「やめといたほうがいいですよ」と話したこともあったという。

新藤加菜さんとMさん

「しっかりした受け答えにビックリ」

 出会いは2023年3月。翌月の港区議選を控えていた加菜さん。Mさんは先輩経営者に呼ばれ、「今度、出馬するから応援してあげて」と紹介された。

 Mさんは「正直、選挙にあまり関心はなかった」。チラシや本人の経歴を見た後、実際に会って「しっかりした受け答えをしていたし、その中身にビックリした」。年齢も近いと分かり、話は盛り上がる。「公約に書かれたことも、動物愛護の活動などはすでに始めていて、他の公約も一つ一つしっかり説明してくれた」。すっかりほれ込んだわけだ。

 加菜さんも「見た目によらず、年の割に落ち着いていて。あまり関わったことがないタイプだったので好感を持てた」。

 加菜さんは見事に当選。その後、食事会などで話すうち、互いに「ネット上で言われる『港区男子、港区女子』っぽくない人と分かったんです」と口をそろえる。

 つまり見栄や虚勢を張ることなく、冷静に物事の本質を見ている人だな、というわけ。食の趣味など多くの共通点も見つかった。

「単に趣味が合うだけじゃなく、電話で話していると食べたいものが同じだったり、そのときに食べているものが偶然にも一致していたり」(加菜さん)

「好きとかかわいいとかよく言われていたので……」

 となれば、一歩進みたくなる。Mさんは「夏ごろから直接会って“好き”と伝えていたけど、交際の打診と思われていなかった」と苦笑い。加菜さんは「好きとかかわいいとかよく言われていたので」と言い切るあたり、さすがは元ネットアイドル。区議になったばかりで生活の変化も大きく、キャパオーバーになる不安もあったといい、彼に「やめといたほうがいいですよ」とまで。「私ですら私と付き合うのは大変なのに」という思いからだったが、Mさんの温度感は違った。

「好きです、ホントにずっと好きです。行動で示していきます。いずれ分かると思いますよ」

 こうまで言われれば加菜さんが「はい」と応えたのもむべなるかな。以後、動物愛護を掲げる加菜さんが飼うチワワ「竹輪」と「しらす」とともに旅行したり、沖縄でスキューバダイビングを楽しんだりと愛を深めていった。

108本のバラとともに

 今年5月15日、加菜さんの誕生日。それ以前も、お気に入りの京都に何度か加菜さんを伴っていたMさんは、その日を空けておいてほしいとお願いしていた。実は半年前ぐらいから準備して、京都で足繁く通っていたフレンチレストランでのプロポーズを計画していたのだ。

 だが。当日が港区議会の臨時会の日と決まり、Mさんは大慌て。普段は「互いに仕事をしっかりしたい、してほしいと話しているのに、何とかならないかと、いつもとは違うことを言ってしまった」。おかげで雰囲気まで悪くなってしまう。

 それでも気を取り直して翌日、京都へ。Mさんは大好きなレストランの味も分からないほど緊張していた。

「結婚してください」

 準備していた108本のバラの花束とともに、ひざまずいて指輪の箱を開く。誕生日のお祝いと思っていた加菜さんは驚いた。「はい」と応えたものの、照れ隠しもあってか、再び「やめといたほうがいいんじゃない?」。感慨に浸り、涙が流れたのは数日後だった。

「まずは二人と二匹で幸せに。ゆくゆくは大型犬と暮らしたい。いずれは好きな海の近くで暮らせたらいいな」と加菜さん。「二人での変化を楽しみたいし、何があってもともに自立しながら支え合いたい」とはMさん。話題の区議は今後も、仕事のかたわらさまざまな話題を提供してくれそうだ。

「週刊新潮」2024年10月3日号 掲載