[画像] ジャイアントパンダが飼育員を襲う 前足をドアに挟まれ“攻撃的”に…カメラが捉えた緊迫の瞬間 中国・重慶市

中国・重慶市の動物園で、女性飼育員がジャイアントパンダに襲われた。パンダの右前足がドアに挟まれたことが原因で攻撃的になったとみられている。

「パンダのおててが…」ドアに挟まり攻撃的に

9月19日、中国・重慶市の動物園でカメラが捉えたのは、ジャイアントパンダが女性飼育員を襲う一部始終だ。

追いかけられた飼育員はパンダに捕まり、あお向けに転倒。あたりに悲鳴が響く中、パンダが覆い被さるように飼育員をもみくちゃにした。しかし、一瞬の隙をつき、距離を取った飼育員は逃げ出すことに成功した。

暴れたパンダはメスの「丁丁(ディンディン)」で、優しくおっとりした性格だという。飼育員を追いかける直前の動画に、パンダが攻撃的になった原因が分かるシーンがあった。

開いたドアから、外に出ようとするパンダ。すると、客が「パンダのおててが挟まれてしまった」と叫んだ。

飼育員が慌ててドアを閉めたため、パンダの右前足を挟んでしまったのだ。怒っていたのか、その直後、飼育員に襲いかり、飼育員は「おやめ!」と抵抗した。

動物園の発表によると、襲われた飼育員やパンダにけがはなかった。重慶動物園は、「直ちに安全点検を行い、再発防止の対策を取った」とコメントしている。
(「イット!」 9月30日放送より)