ミン・ヒジンは自身が会社を出ていくと言ったことはないと強調した。「4月からずっと殴られながら来た。急に私が会社簒奪をしたという。状況把握ができなかった。人生でこんなにも殴られることがあるんだなと思った。私は私が勝つと思っている。罪がないから。どれだけ嘘をついて膨らませても、最終的にはバレるという自然の摂理と法則がある」とし「私は必ずドキュメンタリーを撮るつもりだ。すべての過程を明らかにする」と意思を表明した。

このように訴訟をはじめ、HYBEと対立する姿に、NewJeansのメンバーはどう思っているのだろうか。先立って、メンバーたちは11日に緊急生放送を通じて、9月25日までにミン・ヒジンが代表として在職するADORに戻してほしいと訴えた。しかし、ADORはこれを拒否する内容の回答を伝えた。

これについてミン・ヒジンは「メンバーたちも悔しがっていると思う。一度も会社を出ていくと言ったことはない。親会社が嫌いなことはあっても、メンバーたちはADORを嫌う理由はない。少しずつ積み重なって、一度に爆発するかもしれない。ジャブを打たれ続けると擦り傷ができるが、急に殴られたらそっちの方が痛い。私が悔しい部分は、そういうところだ」とし「私はたくさん殴られて、正直すっきりしている部分もある。今回じゃなかったら暴かれただろうかと、どこかでこのような気持ちがあった。改善されるための過渡期? 私も私がこのようなことを経験するとは思わなかったが、どうにかここまで来た」と語った。

NewJeansの制作過程で、メンバーの純粋さを守ることに集中したという。ミン・ヒジンは「純粋な雰囲気を、デビューして活動する間まで維持するにはどうするかが要だった。私が感じるに、アイドルにはあまりにも規律が多かった。世の中は『人形だ』と悪口を言うが、そうしなかったら悪口を言うくせに。それを10代が背負うにはとてもつらい」と言いながら、NewJeansを含むアイドルの苦痛を代弁した。

続けて「メンバーたちと初めて会った時も、彼女たちにとっては私が何をしても“社長”だったし、母親と年も同じだ。どれだけ尽くしても難しい。母親は子供が前で何をやっても追い出さない。うわべだけ母親のフリをしているのではない」とし「母親は子どもが何をしても受け入れてくれるから。メンバーたちにそのような心をあげようと思った。あなたが何を間違えても、私は絶対に捨てないということを教えてあげた」と説明した。

また「NewJeansにガスライティング(被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法)をしたというが、私は彼女たちが賢くあってほしくて、いつも全て正直に話す。どのようにすれば上手く仕事ができるか、どのようにこの業界が回っているのか。適度に、できるだけ事実に近い話をする。そうしないと後でショックを受けずに済むから。世の中を学ばなければいけないが、最大限痛みを少なくして段階を踏んでいる。しかし、この業界はそんなに美しい世界ではない。それを知らないからといって優秀ではない。よく知ってこそ貫禄が出る」と付け加えた。

ミン・ヒジンは「私の友人の先生が、大峙洞(テチドン)の母親みたいだと言った。別の友人が『この子はオルタナティブスクールに通わせる母親だ』とも言った。NewJeansはオルタナティブスクールに通わせているようなものだ。この純粋さが、老いれば仕方なくなくなっていく」とし「ある程度の年齢までは、できる限り守ってあげたい。芸能人たちが幼い頃からお金の味を知ってしまうと、純粋さがなくなる。絶対に母親に(お金を)預ける。いくら稼いだかも知らない。それをその子が知り始めたら、正常な人生が送れなくなる。そのようなことに慣れて、当然だと思うようになれば憎くなる。現実味がなくなり始めたら、私が考えるグループとは遠くなると思う」と明かした。