先週末のNT倍率は先物中心限月で14.34倍に上昇した。14.30倍を回復して始まり、一時14.24倍まで軟化する場面もみられたが、200日線(14.22倍)が支持線として意識される形で切り返していた。8月22日に付けた戻り高値の14.35倍に接近しており、この水準を突破してくると、NTロングによるスプレッド狙いの動きに向かわせよう。また、25日にマイクロン・テクノロジー の決算発表が予定されており、決算内容次第でNTスプレッドに影響を与えそうだ。
9月第2週(9月9日-13日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では4週連続の売り越しであり、売り越し額は1兆0981億円(9月第1週は7553億円の売り越し)だった。なお、現物は1兆5425億円の売り越し(同8235億円の売り越し)と4週連続の売り越しであり、先物は4444億円の買い越し(同物は682億円の買い越し)と4週連続の買い越し。個人は現物と先物の合算で2284億円の買い越しで2週連続の買い越し。信託銀行は現物と先物の合算で268億円の売り越しとなり、2週連続の売り越しだった。
主要スケジュールでは、23日に米国9月製造業PMI、24日に米国7月S&Pケースシラー住宅価格、米国9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、25日に8月企業向けサービス価格指数、米国8月新築住宅販売件数、26日に日銀金融政策決定会合議事要旨(7月30・31日開催分)、米国4-6月期GDP(確報値)、米国8月耐久財受注、パウエルFRB議長がNY連銀主催のカンファレンスで挨拶、27日に9月東京都区部消費者物価指数、7月景気動向指数(確報値)、自民党総裁選挙投開票、中国1-8月工業企業利益、米国8月個人所得、米国8月個人消費支出などが予定されている。
――プレイバック・マーケット――
●SQ値
10月限 日経225 32360.91 TOPIX 2326.75
11月限 日経225 32454.88 TOPIX 2318.99
12月限 日経225 32639.57 TOPIX 2343.77
01月限 日経225 36025.97 TOPIX 2513.46
02月限 日経225 37018.07 TOPIX 2563.93
03月限 日経225 39863.92 TOPIX 2716.15
04月限 日経225 39820.59 TOPIX 2766.89
05月限 日経225 38509.47 TOPIX 2728.75
06月限 日経225 38535.35 TOPIX 2714.56
07月限 日経225 41531.26 TOPIX 2893.54
08月限 日経225 35661.68 TOPIX 2510.68
09月限 日経225 36906.92 TOPIX 2585.41
◆日経225先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
24/12 09月20日 36860 37770 36800 37530 +640
24/12 09月19日 36220 37170 36050 36890 +710
24/12 09月18日 36020 36550 35890 36180 +170
24/12 09月17日 36450 36480 35570 36010 -280
◇TOPIX先物(日足)
始値 高値 安値 清算値 前日比
24/12 09月20日 2588.0 2644.0 2584.5 2615.5 +25.5
24/12 09月19日 2547.0 2609.5 2538.0 2590.0 +46
24/12 09月18日 2536.0 2572.5 2520.5 2544.0 +9.5
24/12 09月17日 2555.0 2566.5 2496.5 2534.5 -10.0
●シカゴ日経平均 円建て
清算値 前日大阪比
09月20日(12月限) 37975 +445
09月19日(12月限) 37530 +640
09月18日(12月限) 36370 +190