[画像] 滝川第二中3年 15歳の道上嵩琉がプロツアーで奮闘 102位も「修正したい」

 「男子ゴルフ・パナソニック・オープン・第1日」(19日、有馬ロイヤルゴルフクラブ=パー72)

 滝川第二中3年の道上嵩琉(15)がプロに交じって奮闘したが、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1オーバーで102位発進。「ショットは悪くなかったが、3パットでもったいなかった。練習グリーンと違って芝が速かった。明日は修正したい」と振り返った。

 プロツアーは3戦目で、今大会の予選ラウンドは中西直人(国際スポーツ振興協会)、阿久津未来也(フリー)とともにラウンド。「優しく接してくれて『ナイス』とか声をかけてくれてうれしかった」と表情を緩めた。

 地元の三木市在住で、父の影響で9歳からゴルフを始めた。21年に全国小学ゴルフで2位になると、今年は全国中学校大会で個人3位、団体優勝。165センチ、65キロと体はまだ成長段階だが、関西ジュニアを制するなど世代期待の星だ。ゴルフの魅力について「飛ばすのと、たまにセカンドショットが入ると盛り上がる」と語る。好きな選手はローリー・マキロイで「世界で活躍するプロになること」と目標を掲げる。「明日は60台で回り、予選を通過して上位に食い込みたい」とツアー初の予選突破へ向け、巻き返しを誓った。