9月13日、映画『スオミの話をしよう』が公開された。主演の長澤まさみを筆頭に、西島秀俊、遠藤憲一、松坂桃李など、豪華俳優陣が脇を固めていることもさることながら、5年ぶりに脚本・監督を務めた喜劇作家・三谷幸喜の新作映画ということで話題作となっている。

「過去に4人の男性と結婚して、5番目の夫の前から突然姿を消したスオミをめぐる物語です。主演のスオミを演じるのは長澤まさみさんです。彼女を探すために集まった、スオミを愛する5人の男性陣。それぞれ、彼女との思い出を語りますが、誰ひとりとして見た目や性格が一致しません。果たして、本当のスオミは何なのか、そして彼女の行方は……という、手に汗を握るミステリーコメディ作品です。

 そんな“5つの顔”を持つスオミですが、特に注目されたのが、遠藤憲一さん演じる、1番目の夫・魚山大吉さんとの回想シーンです。出会った当時は、女子中学生と担任教師という関係だったふたり。三者面談を描くシーンがあるのですが、なんと中学時代のスオミも、長澤さんが演じていたんです。さらに、スオミの母親役も演じており、ひとりで親子になりきっていました」(映画誌ライター)

 長澤の“6つめの顔”にX上ではツッコミが相次いだ。

《中学生時代まで本人にやらせてんの草だった》

《長澤まさみさん、中学生役は無理がありすぎ、喜劇だから、いいのかな》

《長澤まさみの七変化っぷりを楽しめるのは良かった。流石に中学生役は無理あったけどw》

《中学生スオミの背が高すぎたのは笑った》

「天真爛漫な母親と、その横にいる大人しいセーラー服姿の女子中学生が同一人物ですからね(笑) 三谷監督はその“アンマッチ”を喜劇らしく、あえて演出したのでしょう。とはいえ、10代の役柄を演じる長澤さんを観られる機会は滅多にないのですから、ファンにとっては貴重な時間ではないでしょうか。同作は他にも、ミュージカルシーンもあって、タイトなロングドレスで踊る妖艶な長澤さんも魅力的ですよ」(同前)

 まさにカメレオン女優!