[画像] スキラッチ氏が59歳で死去 90年W杯得点王、日本でもプレー

【AFP=時事】1990年のサッカーW杯で得点王に輝いた元イタリア代表のFWサルバトーレ・スキラッチ(Salvatore Schillaci)氏が18日、死去した。59歳。イタリアメディアによれば、大腸がんを患っていた。

「トト」の相性で親しまれたスキラッチ氏は80年代前半にメッシーナ(Messina)デビューし、その後ユベントス(Juventus)やインテル(Inter Milan)でプレーした。94年にはジュビロ磐田(Jubilo Iwata)へ移籍し、日本で現役を退いた。

 自国開催となった90年のW杯では6ゴールを記録し、大会得点王になった。イタリアもベスト4入りし、国民的な英雄となった。チームは準決勝でアルゼンチンにPK戦の末敗れたが、ローター・マテウス(Lothar Matthaus)やディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)を抑えて大会最優秀選手(MVP)にも輝いた。

 代表通算では16試合に出場し、通算7ゴールだった。

【翻訳編集】AFPBB News

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