[画像] 「ものすごい美人店員がいると複数の芸人がアプローチ」「雨漏りする1Kに10年近く一人暮らし」…《いま最も旬な女優》松本若菜の「意外すぎる下積み時代」

バイトの同僚が明かした「素顔」

現在放送中の7月期ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に続き、10月17日スタートの10月期ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)に主演することが発表された松本若菜。

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いだが、前編記事『「私、グラビア向きの体ではないので...」でも「サイン入りのプレミア写真集は8万円」...《今もっとも旬な女優》松本若菜さんの「昔の写真」が美しすぎた』でも紹介したように、大活躍の背景には長い下積みがあり、ほんの6、7年前まではアルバイトで食いつなぐ状況だった。

「アルバイトに関するエピソードには事欠きません。上京後、演技のレッスンのかたわら、事務所の社長の紹介で新宿のうなぎ屋でアルバイト。『仮面ライダー電王』のオーディションに合格するまで約1年間続けた。仕事もなかったので週6日お店に出ていたそうです。

うなぎ屋は、吉本興業が運営するお笑い専門の劇場『ルミネtheよしもと』の近くにあり、出演する芸人の間で『ものすごい美人店員がいる』と話題になり、デビュー翌年には『吉本芸人が全員一目惚れしたうなぎ屋の看板美女』として『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演したこともありました」(芸能担当記者)

当時、松本がアルバイトしていたうなぎ店の従業員は、本誌の取材に対してこうエールを送っていた。

「看板娘でした。彼女目当ての男性客もかなりいました。彼女に『言わないで』と口止めされているので明かせませんが、アプローチしていた芸人さんが複数いました。

仕事ぶりは真面目という表現がピッタリ。調理師免許も持っていましたし、てきぱきと働いていました。性格も明るいし、飲み会に参加するなど付き合いもよかった。ほかの従業員にもかわいがられていました。応援しています。ぜひブレイクしてほしいですね」

雨漏りする1Kのアパート

うなぎ屋、寿司屋、沖縄料理屋、カフェ、そば屋…アルバイトしながらオーディションを受ける日々は30代前半まで続いた。バイト先では本職さながらの働きぶりで、正社員の誘いを受けたこともあったという。

2011年に現在の事務所に移籍したが、それでも状況は大きく変わらなかった。

「上京後初めて住んだ雨漏りのする間取り1Kのアパートに10年近く住んでいたと明かしています。本人は『30代前半くらいまでは暗黒期だった』『腐っていた時期もある』と振り返っています。実際、役者の道をあきらめて地元に帰ろうと考え、親に報告したこともあったそうです。若い頃から際立った美人でしたが、それが災いしたのか、幸薄い美人、どこか影のある女性という役柄が続いていました」(芸能担当記者)

だが、地道にキャリアを重ね、2017年に映画『愚行録』でヨコハマ映画祭助演女優賞を獲得。連ドラでは1話限りの出演が多かったが、次第に印象に残る役どころが増えていった。

培ってきたものがようやく日の目を見たのは、2022年に放送されたドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)での怪演だ。大富豪の家に嫁いだヒロインを徹底していじめる小姑を演じた松本の弾け具合は評判を呼び、顔芸から替え歌まで披露した出演シーンは『松本劇場』と称され、以後、オファーが殺到するようになった。

気になるプライベート

松本は『西園寺さんは家事をしない』で、芸歴18年目にして初めてGP(ゴールデン・プライム)帯の連ドラ主演を果たしたばかり。2クール連続で連ドラに主演するのは異例だが、苦労した過去ゆえ、スケジュールさえ合えば仕事を断らない主義という。気になるのはプライベートだが…。

「地に足がついていて、売れっ子になっても生活は変わりません。数少ないオフは自宅にこもっているそうです。祖父も父親も大工という家庭で育ったせいか、DIYが得意。消しゴムハンコという渋い趣味も持っています。

結婚願望はあるようですが、これまで浮いた話はありません。スキャンダルの心配がない点もテレビ局やスポンサーから評価されており、その好感度の高さからCM出演も多い」(芸能担当記者)

不遇の時代を経て40歳にして「最旬」を迎えている松本。さらなる活躍が楽しみだ。

「私、グラビア向きの体ではないので...」でも「サイン入り写真集は8万円」《今もっとも旬な女優》『西園寺さんは家事をしない』松本若菜さんの「昔の写真」が美しすぎた