音にもこだわり、デジタルアンプを新採用
エンタメ性に関しては、“音”にも注目したい。10V型モデルでは、サンプリング周波数192kHzに対応したデジタルアンプを新たに採用する新ストラーダサウンドエンジンを搭載する。サウンド系回路も新設計することにより、従来のアナログアンプに比べ、SN比(信号雑音比)やセパレーション性能を大幅に向上。ノイズの少ないクリアな音質を実現するとともに省エネ設計となっている。
また、ストラーダ専用のカスタムコンデンサも刷新されたことにより、低音の迫力が増して、立体感や広がりのあるサウンドを実現。
これらは音のプロ集団によるサウンドチューニング「音の匠」との最適化を図ることで、高音質化したさまざまなサウンド効果を楽しめる。
USB タイプCコネクターを新装備
スマートフォンをはじめ、多くのデバイスに採用されるUSB タイプCコネクター(15W 3A)を、ナビ本体の前面に新搭載。スマートフォンの急速充電やApple CarPlayやAndroid Autoの有線接続に活用できる。
このほか、10V大画面モデルは、独自の有機ELディスプレイを継続採用する。映像のベースとなる黒にこだわるほか、広視野角で低反射を実現したディスプレイは、外光による反射を抑え視認性に優れた映像を楽しめるほか、ナビゲーション中では地図画面も見やすく長時間のドライブを快適なものにする。
もちろん地図データも有機ELディスプレイの高精細を生かせる繊細でリアルな描写の「HD美次元マップ」を搭載。平面地図の視認性だけでなく、立体表示のリアルな地図描写にも注目したい。
高性能なナビ機能で快適ドライブ
2021年にプラットフォームを刷新したストラーダは、高性能CPUによるスピーディな起動に加え、レスポンスに優れる操作性も自慢。スマホライクな操作性と素早い5ルート同時探索によりスムーズにルート案内を開始できるので、出発までの時間を大幅に短縮可能。
さらに一時停止や制限速度などを知らせる「安全・安心運転サポート」機能や、全国の市街地を100%カバー(無人島など一部離島を除く、1741都市)した詳細地図「全国どこでも市街地図」を搭載。土地勘のない場所へも安心してドライブできる、親切なナビ機能を持つのもストラーダの特徴だ。
540車種以上に取り付け可能!
いち早くフローティング式を採用したストラーダ最大の強みとなるのは、新型車はもちろん、既販車への適合確認を継続して行っているところにある。
今回の最新モデルについては10V型、9V型大画面モデルが何と540車種以上に対応する。愛車の古いナビを最新型に買い替える際や、中古車を購入した際にも多くの車種で大画面化が図れるのだ。
しかも、10V型大画面モデルは、ディスプレイのバックパネルに美しい質感と強度を誇るマグネシウム合金素材を採用。耐振動性にも優れるのも特徴だ。さらにダークシルバーの金属調ヘアライン塗装をあしらい、インテリアの高品質感を演出できる。
つながるナビとしてメカレス仕様に
今回の最新モデルのトピックが「つながる機能の強化」だが、冒頭にお伝えしたとおり、ディスクメディアの利用機会は減ってきているという市場調査の結果を受け、最新2024年モデルはディスクメディアの再生機構は搭載しない、いわゆるメカレスモデルとして登場する。
Wi-Fi接続機能の搭載により、スマートフォンとの連携が強化されれば、エンターテインメント性はこれまで以上に高まることは間違いないだろう。
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