[画像] リオデジャネイロの巨大キリスト像がビジャレアルのユニフォームを“着用” その理由は…

 ビジャレアルは12日、クラブ公式Xでブラジルのリオデジャネイロ市を拠点とする『ペレ・アカデミー』との提携を記念し、コルコバードの丘にある巨大キリスト像が同クラブのユニフォームを着用したと発表した。

 黄色のチームカラーとビートルズの曲にちなみ「イエローサブマリン」の愛称を持つビジャレアルは若い才能を発掘し育成する国際プロジェクトをアメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、韓国などで展開。そして今回、新たなプロジェクトとして、ブラジル代表を3度のFIFAワールドカップ制覇に導いた“ペレ”ことエドソン・アランテス・ド・ナシメント氏に関連した育成組織『ペレ・アカデミー』と提携することを発表した。

 そして、この提携を祝うイベントがリオデジャネイロ市で開催。同市のコルコバードの丘のキリスト像にビジャレアルのユニフォームがプロジェクターで投影され、キリスト像が初めて海外クラブのユニフォームを「着用」した。

 なお、このイベントには2002年から2013年までビジャレアルでプレーし、現在は同クラブの役員を務めるマルコス・セナ氏が出席。この提携について「ビジャレアルは『ペレ・アカデミー』と同様、ユースカテゴリーを優先するクラブです。両クラブの提携は『完璧な結婚』で、このプロジェクトは成功に向けて、歩みを始めました」と喜びのコメントを発した。


【動画】リオデジャネイロのキリスト像がビジャレアルのユニフォームを「着用」する瞬間