[画像] 「グローバルサウス」の共同繁栄を推進 中国外交部

「グローバルサウス」の共同繁栄を推進 中国外交部

中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)

 【新華社北京9月13日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は12日の記者会見で、南南協力に関し、中国が「グローバルサウス」諸国の発展・振興を促す中心的な力となっていると述べ、実際の協力成果によって共同繁栄を推進すると表明した。

 毛氏は次のように述べた。中国は最大の発展途上国で、もとよりグローバルサウスの一員でもある。アフリカは発展途上国が最も集中している大陸だ。習近平(しゅう・きんぺい)主席は今回の中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットで中国とアフリカが手を携えて現代化を推進することについて六大主張を打ち出し、各国から幅広い賛同を得た。グローバルサウスの現代化加速をリードし、世界の現代化推進に重大かつ深遠な影響を与えるものだ。

 中国は一貫してグローバルサウスの発展・振興を促す中心的な力となっている。中国は160カ国以上の発展を支援し、150カ国以上と手を携えて「一帯一路」を共に建設、100カ国以上および国連など多くの国際機関とグローバル発展イニシアチブの推進で協力し、グローバル発展・南南協力基金を創設して150件余りのプロジェクトを支援している。中国は南南協力にいかなる政治条件も付けず、常に誠心誠意、発展途上国の自主発展能力の向上を支援し、引き続き実際の協力成果によってグローバルサウス諸国の共同繁栄を推進する。