[画像] 【レポート】映画『恋を知らない僕たちは』完成披露試写会で⼤⻄流星が⾚⾯告⽩!「美術さんにドン引きされました(笑)」

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■大西流星が初主演の胸キュン映画をアピール!「今、俳優の顔をしています!」

映画『恋を知らない僕たちは』のキャスト・監督が登壇する完成披露試写会が、7月15日に実施された。

『恋を知らない僕たちは』初のイベントとなるこの日には、大西流星を筆頭に、窪塚愛流、齋藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥、志田彩良、そして酒井麻衣監督が海の日にあわせ、浴衣で登壇。春に行われた撮影時のエピソードや、好きという気持ちを伝えられない主人公・英二にかけ、夏公開の本作にちなんで『撮影中に伝えられなかったこと」をキャストが告白。撮影を通じて同級生のように仲を深めた“恋僕”キャストの“胸キュン”が止まらないトークを繰り広げた。

■イベントレポート
予想外の恋の行方に<360度キュンとして共感>するラブストーリー『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)がついに完成。

恋する気持ちを隠した主人公・英二役の大西は、拍手喝采の会場を前に「今年の春に撮影をさせていただいて、こんなにも早く皆さんの元に届くと思うとメチャメチャドキドキしています。この映画には胸キュンが詰まっているので、この夏を彩ってくれること間違いなしだと思っています』と念願の初主演映画完成に初々しい胸中。ずらっと並んだ艶やかな浴衣姿には『撮影時の制服姿とはガラッと変わってちょっと大人っぽく見えたりして、皆さん本当に素敵。改めてドキドキします」とキュンキュンしていた。

また大西は、猪狩から「スクリーンを見たらビックリ! いい意味でなにわ男子の時のイメージと違ってすごいと思った」などと熱演を絶賛されると「今、俳優の顔をしています!」と笑わせつつ「映画初主演ということで、まさか自分が少女漫画原作のラブストーリーの実写化で主演をさせてもらえるとは思わず。エンドロールで初めに自分の名前が出るという事に実感が湧かない中で、主演ではあるけれど皆さんが支えてくれて、同じクラスメートのようにひと夏の青春を過ごした気持ちです」と手応えを口にした。

恋に正直なナチュラル系男子・直彦役の窪塚は「包容力と真っすぐなふるまいを友達にも彼女にもできる性格は僕にはないので憧れました」と役柄を紹介すると、大西からは「愛流君が演じるという事ですぐにイメージが出来たけれど、実際に愛流君に会ってみたら可愛らしい一面を持っていて、みんなから赤ちゃんと呼ばれていました」と驚きの秘話が。これに猪狩も最年少の窪塚の天然な性格に触れて「僕にとってはヒロイン。守るべき存在でした」と窪塚にメロメロだというと、当の窪塚は「赤ちゃんと呼ばれるのは恥ずかしいけれど、でも別に愛されることにこしたことはないのでありがたいです」と大人の対応で笑いを誘った。

恋に恋する恋愛迷子・小春役の齋藤は「尽くすタイプの小春は好きな人に対して全力投球できる恋に恋する女子。共感できる部分も多くて、現実世界にいる女の子も小春と同じような感情に一度はなったことがあるはずと思って、可愛らしさも出せる様に演じました」と報告した。

恋に真っ直ぐなポジティブ女子・泉役の莉子は「セリフにウソがないよう、真っすぐ演じていけるよう意識しました」と回想。一途な恋心を抱くバンドマン・太一役の猪狩は「原作を読んだ時から太一はいちばん好きなキャラクターでした。大切な人を大切に想えて、それは女の子に対しても男の子の友情に対してもそうで、自分の幸せはもちろんの事、密かに人の幸せを願えて行動もできる。いや、これはまさに俺だなと思って役作りもほとんど必要がなかったです」と共感しきりで、大西からは「本読みの時から役に入り込んでいた!」との声が上がっていた。

恋を知りたい文学少女・瑞穂役の志田は「ピュアで乙女な一面を持っている女の子で、言葉では自分の感情とは違う強がりを言いながらも、表情には素直な感情が出てしまう。そんな彼女の素直さを大切に演じました」と撮影を振り返った。

酒井監督は個性的なキャスト陣との撮影を振り返り「毎日が刺激的で、こんなアドリブが出るんだとか、芝居に対する引き出しがあるんだとか、毎日驚いていました。皆さんが真剣に役に向き合ってくれて、毎カット毎カット素晴らしいものになりました」と胸を張った。

本作は約1ヵ月に渡る九州オールロケを敢行した。大西は「ロケーションが素晴らし過ぎて原作にある様な学校の風景や街並みも忠実に再現されていて、世界観がしっかりとある中で演技に集中しやすかったです。6人がまるでその場所で生きているみたいなありがたい環境でした。地元の皆さんの支えのお陰で、作ることが出来たとも思っています」とロケ地に感謝。なにわ男子による「コイスルヒカリ」が主題歌だが「スクリーンで映画と共に主題歌を聴くと、作品にリンクしているので歌詞がより伝わってくる。背中を押してくれる温かい曲になっています」と喜色満面だった。

好きと言えない主人公を筆頭に「告白すること」の大切さを描く本作にちなんで、撮影中に言えなかったことをそれぞれが「告白」するコーナーを実施。自称“ビビり”という大西は「文化祭でのお化け屋敷のシーンでは、僕がビビりなのをスタッフさんが知っていたのか、扉を開けた瞬間に骸骨みたいのがバコーン! と出てきた。演じた相原英二ではなく、大西流星として『ヒヒー!』という驚き声を出してしまい、美術さんにドン引きされました(笑)」と赤面告白。これに酒井監督は「扉を開けたらちょっと出てきますよ、とはお伝えしたものの…。私も大西さんの声にビックリしました」と大爆笑だった。

窪塚は「実はクランクインからクランクアップにかけて若干痩せていました」と告白。これに大西は「お弁当とか沢山食べていたけど…」と不思議がっていた。齋藤は「撮影終わりや時間があるときにずっとひとり行動を取って、ただひたすら博多を歩きました。もつ鍋、サウナ、ジム。毎日暇な時にどれかをやっていました。もつ鍋はひとりで2週間連続で食べました」とひとり時間を満喫したそうで「もつ鍋にハマって、スクリーンを見ればわかると思いますが肌がツルツル。もつって肌が綺麗になるんだと改めてこの作品を通して感じました」とコラーゲンの効果を実感していた。

莉子は「撮影のタイミングがバラバラだったのでもっと6人で話したかった。6人全員揃ってお弁当を食べたことがなくて、それが心残り」と明かし、猪狩は「女性陣3人をどう呼んだらいいのかわからない。宣伝稼働の際に齋藤さんと呼んだら『ウケる!』と爆笑された。本番中はみんな役名で呼び合っていたので、撮影が終わってからはなんとお呼びをすればいいのか…」と苦悶。最終的には「さん」でOKという事になり、猪狩は「さん付けで呼びますので、二度と笑わないでくださいね!」と女性陣にお願いしていた。

志田は撮影開始当初、猪狩とふたりきりになった際「私が人見知り過ぎて、何を聞かれても一問一答になったのが申し訳ない」と謝罪。これに猪狩も「職務質問みたいになっているなと自分でも思って、ひとりでお散歩に出かけました。あの空気は半端なかった…」と苦笑いだが、「そんな空気は最初だけ。ふたりのシーンを撮った後は一緒に役の話をしたり、みんなでゲームをしたりした」と今ではすっかり仲良しだと述べた。

撮影時の秘話満載のトークもあっと言う間に終了の時間に。最後に主演の大西は「この作品は恋って何? がテーマです。恋にも色々な形がありますが、そんな中で自分に合った恋を見つけることで幸せになっていこうと奮闘する6人の姿が綺麗に描かれています。この夏キュンキュンしたい方はぜひとも映画館で観ていただいて、最高の夏の締めくくりをしてください!」と呼び掛けた。

映画情報

『恋を知らない僕たちは』
8月23日(金)より全国ロードショー
出演:大西流星
窪塚愛流 齊藤なぎさ 莉子 猪狩蒼弥 志田彩良
原作:水野美波 「恋を知らない僕たちは」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:酒井麻衣 脚本:大北はるか
主題歌:なにわ男子「コイスルヒカリ」(ストームレーベルズ)
配給:松竹
(C)2024「恋を知らない僕たちは」製作委員会 (C)水野美波/集英社

映画『恋を知らない僕たちは』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/koiboku-movie

なにわ男子 OFFICIAL SITE
https://www.storm-labels.co.jp/s/js/artist/J0011