[画像] 中国外交部、フィリピンのミサイル標的発言に「中国は平和発展の道を堅持」

中国外交部、フィリピンのミサイル標的発言に「中国は平和発展の道を堅持」

4日、記者会見に臨む中国外交部の毛寧報道官。(北京=新華社配信)

 【新華社北京7月4日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は4日の記者会見で、フィリピンのアイミー・マルコス上院議員がソーシャルメディアに投稿した動画で、中国はフィリピン諸島周辺に極超音速ミサイルの標的を25カ所設定したと語ったとの質問に、中国はいかなる国の脅威にもならないと表明した。

 毛報道官は次のように述べた。どこから入手した情報か知らないが、中国は平和発展の道を堅持し、防御的な国防政策を掲げている。いかなる国の脅威にもならない。もちろん、われわれも自らの正当な権益と地域の平和と安定が侵害、脅かされるのを決して座視しない。

 われわれは関係国に対し、国内民衆の懸念と地域諸国の声を直視し、自国民の根本的利益の擁護を基礎にして独立自主と善隣友好を堅持し、他国の安全保障上の懸念を確実に尊重し、実際の行動で地域の平和と安定を守るよう促す。