価格上昇で家計に打撃 今すぐできる効果的な節約方法は「保険料の見直し」

コロナ禍を経て、ようやく落ち着きを取り戻しつつある2024年の日本経済。しかし、日用品や食料品などの価格が上昇し続けるなど、経済社会は大きく変化しています。

2024年4月分の全国消費者物価指数は2020年と比較して7.7％も上昇（※1）。さらに、国際的な経済不安が続き、ガソリン代や光熱費の増加は家計に大きな打撃を与えています。

一方で、国民の収入について言えば、給与所得者の平均給与は年々上昇しているものの大手企業の影響が大きく、中小企業の収入増加はこの限りではありません（※2）。

モノの価格は上がり続けるのに収入は変わらない…。経済回復の目処が立たず、先行きが不安な今だからこそ、日々の生活費の管理＝「節約」が必要になっています。

節約の第一歩は「固定費」の見直しから

「節約」と聞くと、真っ先に食費などの変動費を思い浮かべる人も少なくないでしょう。しかし、より効果的なのは固定費の見直しです。なぜなら、固定費の見直しは毎月決まった額の出費になるため、年間で大きな節約が期待できるのです。

固定費には以下のような項目が挙げられます。

● 家賃や住宅ローン
ローンの借り換えを検討することで月々の支払いを減らすことが可能。借り換えでは、新たにより長い固定金利期間を設定でき、金利上昇のリスクを避けることもできます。

● 光熱費
LED電球の導入や、省エネ家電の使用で電気代を削減できます。また、政府や自治体から特定の省エネ製品の購入に対して補助金が支給されるため、初期費用を抑えられることもあります。

● 通信費
プロバイダの見直しやデータプランの最適化によって通信費を抑える方法があります。

● 保険料
生活状況の変化に合わせて保険を見直し、必要な保障に絞ることで保険料を削減することが可能です。

この中でも特に保険料は見直しの余地が大きく、節約効果が高いとされています。保険は人生の変化に応じて適宜見直すことが重要。家族構成に変化があった場合や、収入に変化があった場合、新しい家を購入したり、車を買い替えたりしたときも重要なタイミングです。

特に、医療保険やがん保険なども医療の進歩により年々新しい保障が発表されているので、節約のためなら、医療保険やがん保険からはじめてみるのがおススメです。

保険を見直して節約するための5つの手順

保険料の見直しで節約するには次に挙げる5つの手順があります。

1. 現在の保険内容を評価する
まずは自分が加入している保険の内容を確認します。どのようなリスクに対してどれくらいの保障があるか、そしてその保障が現在の生活状況に適しているかを評価します。

2. 必要な保障を見極める
実際に必要な保障を見極めます。例えば、子どもが独立した、ローンを完済したなど、ライフステージの変化により必要な保障が減少している可能性があります。

3. 見積もりと比較
競争が激しい保険市場では、同じような保障内容であっても保険料に大きな違いが出ることがあります。複数の保険会社から見積もりを取り、条件を比較しましょう。

4. 年払いの検討
保険料は月払いよりも年払いにすると割安になる商品もあります。一括払い、年払いでの支払いを検討してみてください。

5. 保険会社の特典や割引を利用
保険会社によっては、健康診断の結果の提出や喫煙の有無など、特定の条件を満たすことで割引が適用されることがあります。適用される割引があれば積極的に活用しましょう。

ただ、これだけの手順を一人でこなすのはなかなか大変。そんなときには保険代理店を有効活用するのが効率的です。保険代理店の節約診断を使って、まずはどのくらいの節約ができるのか調べてみるのも良いでしょう。

効率的に保険を選ぶなら「保険代理店」の活用がおススメ

保険代理店は、様々な保険会社の商品を取り扱っており、多くの保険種類やプランから最適な保険を選べるというメリットがあります。

また、専門の知識を持ったファイナンシャルプランナー（FP）からのサポートを受けられるのもうれしいポイント。

保険の内容は複雑で、一人で保障内容を理解して判断をするのは難しいと感じている人も多いのではないでしょうか？

FPはライフスタイルや家族構成などからプランをカスタマイズして提案してくれるので、一人で悩むよりも時間の短縮になります。また、自分では気づけなかった保障の提案を受けられるかもしれません。

さらに、アフターサポートも充実しているので、契約の変更や給付金の請求時など頼れる場所があるというのは非常に心強いです。

まとめ

2024年の厳しい経済状況のなか、生活費の節約がますます重要になっています。

特に固定費の見直しはすぐにできる節約で、その中でも保険料の見直しは非常に有効な手段。適切な保険選びと定期的な見直しをすることで、無駄な支出を抑えることができます。

保険代理店を活用すれば、効率よく適切な保険プランを選ぶことが可能です。
こちらから今すぐ保険を見直してみてはいかがでしょうか？

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参照
※１：総務省統計局
※２：2022年分の「民間給与実態統計調査」