誰彼かまわず噛みつく「毒舌芸」がしばしばネットを賑わせる霜降り明星・粗品。7月1日放送の『ネプリーグ』(フジテレビ系)に高学歴芸人として出演。次のターゲットをロックオンする一幕が展開された。

「東大卒vs各局アナウンサーvs『FNS27時間テレビ』に出演する高学歴芸人チームという三つ巴の対決という内容でした。粗品さんは、高学歴芸人の1人として参加。じっさい、同志社大学中退で、小6のときに通っていた塾では関西最難関といわれる『灘(中学校)クラス』だったと明かしています」(芸能記者)

 番組では、東大理三に合格し、医学部在学中に司法試験にまで合格するなど、天才的な頭脳を河野玄斗が登場。河野は「僕、灘受かってるんで。粗品さんは灘の何でしたっけ?」と質問。塾のコースが灘のコースだったとの説明をうけて、「あー、僕、受かってるんで。今のところの漢字は全部書けてるんで」と、突如、粗品を挑発した。

 挑発を受けた粗品は「お前とも喧嘩しようか?」と一言。さらに「喧嘩っ早いぞ、今」と河野を煽り返した。さらに同番組内で粗品は「決まりました。宮迫の次はお前だ」と河野を完全にロックオン。河野は「やめてください。一般人なんで」と返すも、粗品はカメラに向かってポーズを取り“宣戦布告”してみせた。

 あくまでバラエティ番組の“ノリ”であるものの、同番組について報じた記事に寄せられたYahoo!ニュースのコメント欄では、

《河野さんは芸人でも大物芸能人でもないのでやめといた方が良いと思います》

《しょせん同志社、しかも中退の粗品とこの天才、勝負になるはずもない》

 など、粗品に対して厳しい声があがった。

「まさに、今粗品さんが得意とする“喧嘩芸”ですよね。ただ、これまでの宮迫さんへの振る舞いを考えると、粗品さんの挑発が『笑えない』人たちがいるのも事実です。類まれなワードセンスやお笑いの能力で相手のことをイジる……。同じ芸人相手であれば成立するでしょうが、一般人相手ではいじめっ子みたいな印象を与えかねません。

 6月29日放送の『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、粗品さん自身、こうした芸風を『めっちゃくちゃ好き。されんのもめっちゃ好き』と語っていました。まだまだ喧嘩を続けるようですが、いつまでも支持されるとは思えません。いつか限界が訪れるでしょう」(前出・芸能記者)

 いつまで続けるのやら……。