[画像] 紳士と並びキャリーケースを…石田ゆり子″奇跡のアラフィフ女優″がオフに見せた「愛猫への献身」

「人生持ちつ持たれつ、助け合いですよ。お天道様は見てます」

NHKの連続テレビ小説『虎に翼』6月18日の放送回は、視聴者を感動の渦に巻き込んだ。

伊藤沙莉(30)演じる主人公・寅子は街で戦災孤児の道男と出会う。どうにか道男に救いの手を差し伸べたい――。悩む寅子が母親・はるに道男を居候させていいか恐る恐る相談すると、はるは居候を認め、冒頭の台詞を口にするのだった。

はるを演じるのは、50歳を過ぎてもドラマ、映画に引っ張りだこで第一線で活躍し続ける女優の石田ゆり子(54)。エッセイストとしても『Lily――日々のカケラ――』(文藝春秋)などのベストセラーを生み出している。年齢を感じさせない美貌に「奇跡のアラフィフ女優」と羨望のまなざしを送る世の男女から、彼女のSNSは熱烈に支持されている。

「容姿から柔らかいイメージを持たれがちな石田さんですが、30歳で独立して個人事務所を設立。以来、社長兼看板女優として芸能界のド真ん中を一人で歩んできた強い一面も持っている。昨年10月には、自身が代表を務める不動産管理会社も設立。少なくとも一軒家とマンションの一室を管理しています」(大手芸能プロ幹部)

そんな私生活でも「強い女性」である石田の、朝ドラさながらの姿を目撃したのは、東京を厚い雲が覆った6月中旬のこと。白いシャツにグレーのワイドパンツというカジュアルな出で立ちの彼女は大きなキャリーケースを両手でよいしょ、よいしょと持ち運んでいた。

紳士とともに愛車へ――

そのままある動物病院へ入ると、10分ほどで外へ。手ぶらになった石田の後を、先ほどのキャリーケースを持ったスキンヘッドの紳士が追いかけてきた。ケースの中には猫が1匹。彼女が大事にしている愛猫のハニオだろうか。

大事な愛猫を託されたこの男性。もしや――と記者が期待を寄せるも、男性は石田の愛車にキャリーケースを載せると、すぐに立ち去った。どうやら動物病院のスタッフだったようだ。

「『虎に翼』6月14日の放送では、番組の最後に愛猫ハニオが登場し、大きな話題となりました。石田さんは犬・猫の保護活動にも力を入れていて、現在も6匹の保護猫と1匹の保護犬とともに暮らしています。彼らに向ける愛は本物です」(番組制作会社スタッフ)

多忙なスケジュールの合間を縫っての献身的な愛猫ケア。「強い女性」である石田にとっては、愛犬・愛猫たちこそが最良の伴侶なのかもしれない。

『FRIDAY』2024年7月5・12日号より