ワンキャリアは6月28日、2026年卒の学生向けに実施した、就活に関する調査結果を公表した。就活情報の収集開始時期は「4月までに開始」が8割以上で、志望職種を決める軸は「興味がわく仕事内容・興味がある課題を解決していること」という回答が多かった。
就活情報の収集開始時期は「4月までに開始」が8割以上
同レポートは、ワンキャリアが2026年卒の大学生を対象に5月31日〜6月5日に実施した、就職活動に関するアンケート調査の結果に基づく。
○就活の早期終了を望む声
就職活動の情報収集(インターン募集情報・自己分析など)の開始時期について尋ねると、「2024年3月以前」が42.9%で最多。「2024年4月」が全体の40.1%、「3年生の4月までに開始」している学生が8割以上いた。昨年2025年卒向けの調査では「2023年4月」が20.7%、「2023年3月以前」が2.7%で、情報収集の開始時期が早まっている。
「早期選考で内定獲得して終えたい」が約4割
就活をいつごろまでに終了したいかという質問に対して、最も多かったのは「2025年1月〜3月(3年生)」の31.6%で、次いで「2025年4月(4年生)」の22.4%であった。就活開始時期の早期化とともに、就活の早期終了を望む学生が多いことがうかがえる結果となった。
「志望職種を決める際に重視すること」に関する質問では、「興味がわく仕事内容・興味がある課題を解決していること」が40.8%で最多。次いで「自分の能力・専門知識を活かせること」(28.2%)、「将来性・成長性があること」(15.2%)が続き、「平均年収が高い職種」は9.9%で4番目となった。過去のアンケートでは「年収の高さ」や「なりたい職種」が最重視されていたが、2026年卒は「自身の志向性や専門性に合った仕事を選びたい」というニーズが高いことがわかった。
志望職種を決める軸は「興味がわく仕事内容・興味がある課題を解決していること」
○志望度の高い会社は「日系大手企業」
「受けている/受けようとしている企業群の中で最も志望度の高い企業群」を聞くと、「日系大手企業」が74.6%で最多。その理由として「福利厚生が充実しているから」が45.8%、次いで「会社やサービス・商品に知名度があるから」が26.1%。就職活動の初期段階では、福利厚生に対する評判や企業・サービスの知名度を重視する傾向が見て取れる。
「志望企業を決める際に最も重視すること」を尋ねると、「ワークライフバランスが確保できる」が16.0%で、「なりたい職種であること」(10.1%)、「自分の成長」(9.9%)、「企業内の雰囲気の良さ」(9.9%)を抜いて最多となった。
ハピタス
ITトピックス
ITランキング
- 1
Webブラウザ「Arc」に偽装してMacユーザーにマルウェア配布、注意を画像あり
- 2
コロナ禍で倒産危機の企業…オンキヨー、ANA、日本郵政も?画像あり
- 3
Windows 11向け更新プログラム「KB5039302」プレビュー版公開画像あり
- 4
TIS、実写観光メタバースサービス「Buralit」をオープンワールド型に刷新画像あり
- 5
メイシーズ は ブルーミーズ 4号店を今秋オープン。 小型店舗の拡大は百貨店の「切り札」となるか?画像あり
- 6
Windows 11、更新プログラム(KB5039302)により繰り返し再起動する問題発生画像あり
- 7
JSライブラリ「Polyfill.io」がマルウェアに改変、10万サイト以上に影響画像あり
- 8
サイボウズ、FISTBUMPに出資 - セミオーダー型kintoneサービス支援画像あり
- 9
KADOKAWAがシステム復旧状況報告、ニコニコは臨時再開画像あり
- 10
Apple、App Storeで2つのPCエミュレーターアプリを拒否 - その理由は画像あり