マンチェスター・シティは指揮官のペップ・グアルディオラを引き留めようと考えているようだ。『Mirror』が報じている。
2016年にシティにやってきたペップはこれまで前人未到のプレミアリーグ4連覇を含めた6回のリーグ優勝やクラブ初となるCL制覇など多くのタイトルをシティにもたらしてきた。ペップがきてからシティは世界最高のクラブの1つへと成長した。
そんなペップがきて8年。シティでの時間は終わりを迎えようとしていると考えられている。9シーズン目に突入するペップとシティの契約は2025年夏までとなっており、残り1年だ。さらにペップは今シーズンのプレミアリーグ制覇後に「残留より退団に近づいている」というコメントを残したことで大きな注目を集めた。
しかしシティの幹部はペップの留任に動いている模様だ。オーナーであるシェイク・マンスール氏はペップを自宅に招き、会談を行ったという。さらにカルドゥーン・アル・ムバラク会長はペップのシティでのキャリアが10年以上となる新契約を結ぶために全力を尽くすようだ。シティは様々な魅力的な条件でペップを説得したいと考えており、そのうちの1つが給与とのこと。同メディアによると、ペップは現在年俸2000万ポンド(約40億円)となっているが、これを大幅に増額させることを検討しているという。
今シーズン限りでリヴァプールの監督を退任したユルゲン・クロップがは「エネルギーが尽きてしまった」と語ったが、ペップはモチベーションを保つのが難しくなっていると語っていた。金銭面でペップの心が動くかどうかは不明だが、シティはクラブの歴史を作ったペップをできるだけ長く引き留めたいと考えている。
ペップ退任であれば、フットボールディレクターのチキ・ベギリスタインも退団する可能性があり、選手だけではなく、スタッフ陣も大きく変わる可能性がある模様。来シーズン中も引き続き、ペップ留任に向けた交渉が行われるだろうが、シティも一時代の終わりを迎えることになるのか。
PCMAX
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