前半28分に藤田のパスから細谷がゴール

 U-23日本代表は現地時間4月29日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準決勝でイラクと対戦。

 前半28分にFW細谷真大が先制ゴールを決めた。

 今大会は16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。日本はB組を2勝1敗で2位通過し、25日の準々決勝で開催国カタールを下して中3日で迎えた。勝利すれば1996年アトランタ五輪から8回連続出場を決める一戦に、大岩剛監督はFW荒木遼太郎やMF平河悠をスタメン起用した。

 その日本は前半28分、MF藤田譲瑠チマが最終ライン背後に落とす絶妙なボールを送るとFW細谷真大が反応して抜け出し、左足のシュートモーションからターンして右足で流し込んだ。エース細谷は2試合連続ゴールとなった。

 日本は勝てば五輪出場が決定する。(FOOTBALL ZONE編集部)