「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)

 レスリングのリオデジャネイロ五輪銀メダリストの太田忍が、元RIZINフェザー級王者で、バンタム級初戦に挑んだ牛久絢太郎と対戦し、判定3−0で完勝した。

 第1ラウンドから最終ラウンドまで、終始グラップリングで圧倒。完勝だった。試合中に立って組んでいる状態で、相手のアキレス腱を踏みにいく容赦ない攻撃を繰り出し、SNSでは戦慄が走った。

 試合後、太田はアキレス腱踏みについて「あんな性格悪いように見える技をやる。僕はあまり好きな技じゃないです。でも足の位置が良かったので。少しでも嫌がらせてあの体勢を変えたいなと思った時に、そこにアキレス腱があったので」と、説明。「普段はやんないですよ、さすがに。練習でもやんないし。試合だから、認められたRIZINだから、認められた技を使いました」と、語った。

 SNSでは「太田アキレス腱への踏みつけエグい。反則にした方がいいレベル」、「なかなかダーティーな技やったな」、「怖いことするよな」、「相手選手のアキレス腱蹴っててびびった」と、賛否が巻き起こっていた。

 本大会はABEMA PPVにて視聴できる。