水族館の人気者のイメージがあるラッコは現在、日本国内では2か所の水族館でしか飼育されておらず、数も合計3頭しかいない。

つまり、超貴重な存在。会いに行きたいと思ってもなかなかハードルが高くて......物理的な距離のため断念している人も多いのではないだろうか。

そんなあなたに、朗報だ。

3頭の内の2頭を飼育している鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は2024年4月14日、ラッコ水槽の24時間ライブ配信をYouTube上で開始した。

鳥羽水族館の公式サイトによると、配信されるのは館内Iゾーン「極地の海」で飼育している「メイ」と「キラ」の様子。ラッコ水槽内メインプールの右上に設置されたカメラが捉えた映像を、リアルタイムで見ることが出来る。

ラッコ好きにとっては夢のような報告にX上では歓喜の声があがった。

「これから休みの日、予定がなければ1日中、ラッコ見てしまうかも」
「閉館後はどういう風に過ごしているんだろう!と思っていたので、お家でかわいい姿を見れて幸せです」
「東北在住なので会いに行けなくて...嬉しいです!」
「関東民でなかなか会いに行けず、動画で姿を見れるなんて...こんな幸せがあるなんて」

水槽前は大混雑...でも生配信ならバッチリ見える!

Jタウンネット記者は19日、鳥羽水族館を取材。ライブ配信開始の狙いを聞いた。

同館の広報担当者によると、昨今のラッコ人気により、特に繁忙日にはラッコ水槽前が非常に混雑していた。

そこで、「たとえ水槽前からでなくても、お客様にラッコをご覧頂けるように対応したい」と考えたという。

また、4月14日にスタートしたことにも、理由がある。

2頭のラッコの誕生日が、まもなくやってくることだ。

キラは4月21日生まれで、メイは5月9日生まれ。誕生日には特製のアイスケーキをプレゼントするという企画が予定されている。それに先立って、公開を決めたという。

公式サイトによると、イベントの日は大変な混雑が予想されており、多くの人が見学できるように、水槽前のスロープは「歩きながら見る通路」として規制。立ち止まって観覧することはできない。

しかしライブカメラがあれば、どこからでもその様子を見ることが出来るというわけだ。ありがとう、とばすい......!

ライブ配信の見どころは水族館がオープンしていない、夜や朝の過ごし方。記者も見てみたが、不思議な動きを沢山していて飽きない。寝相がとっても自由だ。

ちなみに、ファンからは「ラッコのおじさん」と呼ばれ、ラッコたちとの絆を感じさせるパフォーマンスが人気の飼育員・石原良浩さんが現れることもある。

ただ、定点カメラのため、判別するのは難しいとのことだ。