米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷

 米大リーグ、ドジャース大谷翔平投手の通訳を長年務めた水原一平容疑者が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷し、違法賭博への関与が報じられてから初めて公の場に姿を現した。11日(同12日)に銀行詐欺罪で訴追され、司法取引を行う方向で交渉中と米国の複数メディアが報じているものの、あまりに巨額の資金を盗用し不正送金しているために、懲役刑が長期に及ぶ可能性もあるという。

 南カリフォルニアで法務専門の記者として活動するメーガン・クニフ氏が、自身のX(旧ツイッター)で指摘したもの。

 訴状によると水原容疑者は2021年9月から違法賭博に手を出し、2年あまりの間に総額4067万8436ドル(約62億3320万円)の損失を出した。穴埋めとして、計1600万ドル(約24億5000万円)以上を大谷の口座から盗み、送金したとの容疑がかかっている。

 銀行詐欺罪は、最高刑であれば禁錮30年とされている。クニフ氏は「司法取引によりミズハラは責任を受け入れることを認められるが、検察の詐欺総額の算出方法によっては、依然としてかなりの刑期に処される可能性がある」と投稿している。

 米国の複数メディアは水原氏が司法取引を行う方向で交渉を進めていると伝えており、成立すれば減刑を受けられるが、クニフ氏がX上に提示した資料によれば、この罪は損失が6500ドル(約99万5000円)を超えた場合、被害額に応じて犯罪レベルが上がっていくシステムになっているという。のしかかる“24億円”は軽くない。

(THE ANSWER編集部)