ブンデスリーガ11連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンだが、今季で連覇が断たれることはほぼ確実になっている。

首位レヴァークーゼンが無敗を続ける一方、バイエルンは6日に行われたハイデンハイム戦に2-3で敗戦。史上初めて昇格チーム相手に2点リードからの逆転負けを喫した。

『SPORT1』によれば、バイエルン選手たちが試合後に見せた態度にファンたちは激怒しているという。

屈辱的な敗戦を喫した後、選手たちはアウェイに駆けつけたサポーターたちの前に一瞬だけ姿を見せたものの、すぐにロッカーへと引き上げてしまった。18歳のマティス・テルが挨拶をしようと呼びかけたが、それに反応したのはアルフォンソ・デイヴィスとブライアン・サラゴサだけだったのだ。

SNS上では「恥を知れ!ほぼ全員が帰って行った。バイエルンのエンブレムをつける資格はない」、「どれほど悪い状態かを示すもの」、「このようなパフォーマンスをした後にファンと顔を合わせる度胸すらない。ミュラー、ケイン、ゴレツカ、キミッヒという牽引役たちがお粗末」などと辛辣な声が寄せられているとのこと。

欧州で「最も嫌われている」5つのチーム

バイエルンは昨年11月に3部ザールブリュッケンに負けて国内カップ戦で敗退した際にもファンとの関係がこじれた。その際、トーマス・ミュラーは「ファンが怒るのも当然。アウェイに来てくれたファンに必要な敬意を示すために、我々は違う顔を見せなければならない。ロッカールームでも一度その話をした。今後は違う顔を見せる」と話していたが、今回は彼もすぐに帰ってしまっていた。