昨年までは大谷が活躍しても勝てないエンゼルスに「なおエ」の反応も

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地カージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数無安打だったが、チームは6-3で勝利した。エンゼルス時代は大谷が活躍してもチームが勝てず、ネット上で「なおエ」のネットスラングが流行。しかしドジャースでは逆の現象が生まれ「なおドきてるやん」「なおドだね今日に関しては」と、逆の意味で「なおド」を使う日本ファンも現れている。

 大谷はこの日、第1打席で良い当たりを放つもセカンドライナー。第2打席は左飛、第3打席は併殺打に倒れ、第4打席は空振り三振。ヒットは生まれず、打率は.294となった。それでも1番ムーキー・ベッツの先頭打者アーチに加え、大谷とともに今季加入したテオスカー・ヘルナンデスが2本塁打の活躍。投げても先発ボビー・ミラーが6回2安打無失点、11奪三振の快投を見せ、カージナルスを下した。

 昨年まで所属していたエンゼルスでは、大谷が活躍してもチームが勝てないケースが目立ち、日本のX上などでは「なお、エンゼルスは試合に敗れた」の略語として「なおエ」のネットスラングが流行。嘆きの声とともに投稿されることが多かった。

 しかし、この日は大谷が打てなくても周囲の活躍で勝利。さすがスター軍団といった盤石の強さを見せたためか、X上では「なおド!(なお、ドジャースは勝ちました)」「なおドきてるやん」「なおドだね今日に関しては」「大谷が打たなくても、なおド」「今年は逆の意味での『なおド』が普通になるのかもな」「なおの意味が今年は違うね笑」などと、昨年までとは逆の意味で反応するファンもいた。

(THE ANSWER編集部)