2組目は、日本人メンバーのつき、はるなを擁するBilllie。1曲目は「DOMINO〜butterfly effect- Japanese ver.-」で、サビの流れるようなしなやかなパフォーマンスが目を引き、さらにダンスブレイクではクールな姿も見せた。つきがリードし、「『Kstyle PARTY』にお越しの皆さん、こんにちは! せ〜の、Belllie've you、私はBilllieです!」と挨拶。はるなは「先ほど披露させていただいた曲は私たちの新曲で、2月に発売された日本1stミニアルバムのタイトル曲です」と説明。続いてシユンが、「多くの方々が一緒に楽しめる曲を準備しました」と次の曲「DANG!(hocus pocus)- Japanese ver.-」を紹介した。“DANG”は、頭がジーンと鳴るような感覚を意味する感嘆詞で、内面の自分と絶えずコミュニケーションをとりながら、ある瞬間、今まで知っていたことにヒビが入り、自分の世界が広がる時に出てくる言葉を指す。このパートはつきが担当しており、片目をつぶってカリスマ性をアピールした。メンバー全員の表情管理からも目が離せない楽曲だ。

ステージを終えたハラムは「皆さん、会場の熱気がすごいですよね?」とし、ションも「皆さんが楽しんでくれているので、私たちも本当に楽しみながらやっています」と感謝を伝えた。ここで次の曲をつきが紹介し始めたが、途中で「すみません、間違えました〜(笑)」と、緊張からか、これから歌う曲を言ってしまったハプニングも。つきの慌てた様子に笑いが起きた中、はるなが改めて「次の曲は『BYOB(bring your own best friend)-Japanese ver.-』です。きっと今日、一番親しい方と会場に来ていると思いますが、この曲は友達と一緒に聞くとより楽しい曲になっているので、一緒に聞いてもらえたらと思います」と伝えた。メンバーたちは花道に移動し、語りかけるように優しい声で「BYOB」を歌った。ハラムは「私たちがあちこちに移動したので、皆さんのリアクションも大きくなってきていますよね? 楽しんでいますか?」とつきは「さっきちょっと間違って言っちゃったんですけど、次に披露するのが『RING ma Bell(what a wonderful world)- Japanese ver. -』です。Billlieがロックに挑戦した曲なので、皆さん、思い切ってジャンプしながらノっちゃってください!」と呼びかけた。

メンバーたちは、火花が飛び散る中、腕や頭を振り回す激しいパフォーマンスで会場を沸かせた。ハラムの突き抜けるような高音も会場に響いた。ションが「歌うごとに歓声が大きくなって、さらにパワーが出ます」と話すと、シユンは「時間がたつにつれ、皆さんからエネルギーをもらうことができました。残念ながら、最後の1曲だけが残っています」と悲しんだ。はるなは「最後というのはすごく残念なんですけど、大きなステージでBelllie've(Billlieのファン)と、様々なファンの皆さんの一緒に時間を過ごすことができて幸せでした。最後まで私たちと楽しんでくださいますよね?」と問いかけた。つきは「最後の曲はですね、皆さんこの曲知ってますか?」と「GingaMingaYo(the strange world)- Japanese ver. -」をアカペラで歌うと歓声が上がった。「本当にたくさんの方から愛された曲で、最後の挨拶をさせていただこうと思います。サビの部分を知っている人も多いと思うので、一緒にGingaMingaYoしてみてほしいです。楽しんでいきましょう!」と最後のパフォーマンスへ。つきの表情管理がすごすぎると話題になった曲ではあるが、つきだけでなくメンバー全員のコロコロと変わる表情、キレのあるダンスに視線が釘付けになる。最後につきは「皆さん、私たちの時間は楽しかったですか? これから日本でも活動をめっちゃしていくので、応援してください」と伝え、全員で手をつないでお辞儀をした。「Kstyle PARTY」でパフォーマンス力の高さを見せてくれたBilllie。つきの言葉のように、これからも日韓での活発な活動を期待したい。