1曲目とは全く雰囲気が異なる「VROOM VROOM」では、右手を大きくまわす印象的な振付と共に、成熟した歌声を聞かせてくれた。さらに「RUBY-DUBY-DU」では、優雅な手の動きからペアダンス、多幸感に包まれるような優しい歌声で魅了した。ここまで披露した後、ゾアは「皆さん、楽しいですか? 私たちも本当に楽しいです。このような楽しい気持ちを表現してみようと思います」とし、ペアで愛嬌を見せてくれることに。ゾアとパク・ソウンは「萌え萌えキュン♥」というフレーズでハートを作り、イ・スジンとイ・ジェヒは「大大大大大好きだよ♥」と告白。

さらにマンデーとジハンは「月曜日、火曜日、頑張れー」とキュートな日本語でファンにエールを。「めっちゃ暑いねー」「ホントに暑い」と恥ずかしがる姿で笑いを誘った。観客をメロメロにした愛嬌タイムに続いて、イ・スジンは次に歌う曲について、「次に歌う曲は、1月に出たWeeeklyの新曲『Stranger』です。私が一番好きなバラードです。皆さん、最後まで聴いてください」と紹介。ファンを見つめながら歌声を届け、花道へ移動し後方にまで手を振った。

ジハンは「本当に残念ですが、あと1曲になりました。本当に幸せだったのに、残念ですよね」と名残惜しそうな表情を見せた。イ・スジンは「皆さんが本当に楽しんでくださっていて、私は本当に幸せでした。また会いましょう」、イ・ジェヒは「大きなステージで、大勢の皆さんの前でパフォーマンスを披露することができ、たくさん楽しむことができました。皆さんと一緒にステージを楽しんで、本当に幸せな時間を過ごすことができました。ありがとうございます」と感謝を伝えた。そしてジハンは「最後の曲は『After School』です。この曲を知っていたら、一緒に歌ってくれたら嬉しいです。今日はとっても幸せでした。最後の曲まで楽しんでください。愛してる〜♥」と指ハートで愛を送った。

「After School」は、ミュージックビデオの再生回数が1億6000万回を超えるWeeeklyの代表曲とも言える曲。ミュージックビデオとサビの歌詞にはスケートボードが登場するが、なんと今回のステージにもスケートボードが使われた。冒頭でイ・ジェヒがスケートボードに座って歌唱し、マンデーやゾアもスケートボードに乗りながらステージを楽しんだ。デビューしてから今まで、多様なコンセプトに挑戦し続けているWeeekly。ギャップのある姿を見せてくれた彼女たちが、今後どのような楽曲でファンを驚かせるのか楽しみになった。

ここまでの明るい雰囲気をがらりと変えたのはEVERGLOW。「FIRST」の冒頭の音楽と共に光に照らされた6人のメンバーからは、神々しさまで感じられた。赤く染まったステージでダンスを踊る姿で、EVERGLOWの世界観に観客を一気に惹きこんだ。「Pirate」では妖艶な腰のアイソレーションを披露し、花道へ移動してさらに会場を熱くした。観客の反応を見たシヒョンは「熱気が本当にすごいですね」と驚いた様子。

メンバーたちは、自己紹介と共に、それぞれ日本語で「本当に会いたかったです(イユ)」「今日こうして多くのK-POPファンの方に会えて嬉しいです(オンダ)」「楽しみましょう、皆さん愛してるよ(イロン)」「会いたかったです。日本に来て皆さんに会えて、とっても嬉しいです。EVERGLOWを応援してください、ありがとね!(シヒョン)」「お会いできて嬉しいです。今日は素敵なステージをお見せします(ミア)」「ついに日本のFOREVER(EVERGLOWのファン)に会えてとっても幸せです。会いたかったです、楽しみましょう!(アシャ)」とメッセージを伝えた。

3曲目は、胸にずっしりとくるようなビートがこれぞEVERGLOWと感じさせてくれる「DUN DUN」。ミュージックビデオの再生回数が2億8,000万回を超えるヒット曲で、サビの叫ぶような力強い歌声がエネルギーを感じさせた。エレクトロポップとレトロが合わさった「LA DI DA」はファンも一緒に歌って楽しみ、これについてはメンバーも「キリングパートの部分も一緒に歌ってくださるので、楽しくステージができます」と感謝を表した。シヒョンは「EVERGLOWは2022年も日本に来ましたが、その時よりも皆さんがもっと熱く迎えてくださっているので、この気持ちをいつまでも感じていたいです」と話し、イユも「皆さんのおかげでステージから降りたくないほど楽しい時間ですし、本当に幸せです」と感激していた。