ウマ娘で知られる藤田晋オーナーが所有するシンクグッド(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜阪神5Rの3歳未勝利(芝2000m)で初陣Vを狙う。
シンクグッドは父サトノダイヤモンド、母ポジティブマインド、母の父Equal Stripesの血統。母は17年のアルゼンチンの2歳牝馬チャンピオン。21年のセレクトセール当歳では1億8000万円(税抜)の高値が付いた。ここまで約1カ月をかけて乗り込まれ、1週前の坂路では4F54秒7、1F12秒3と上々の伸び脚。CWでの最終追いも終い重点とはいえ、ラスト1Fが11秒4だから速い脚を使えている。経験馬相手のデビューとなる点がポイントだが、未勝利ならあっさりがあっても不思議ない。
同日深夜には、同じく藤田オーナー所有のフォーエバーヤングがサウジダービーに挑む。そして日曜はドーブネが中山記念、デュガが阪急杯に参戦。それだけにオーナーに勢いを付ける勝利を期待したい。