「マイルCS・G1」(17日、京都)
怖いもの知らずの勢いで、一気にマイル界の頂点へ。富士Sで重賞初Vを決めたジュンブロッサムは13日、栗東CWで追われた。軽めながら、きびきびとしていて快活なアクション。馬なりで6F84秒0−36秒8−11秒3をマークした。
友道師は「最後の反応が良かったですね。前走も具合が良かったですが、前走以上の調子で挑めると思います」と手応えを強調する。5歳秋となり、充実期に突入。「精神的な成長が大きいですね。競馬場に行っても落ち着きが出ました」と分析する。
不安があるとすれば週末の雨予報だ。時計の速い馬場を得意にしており、道悪は不得手。「初のG1だが、胸を張って挑戦できる。天気が持ってくれて、良馬場でやれれば」と師は好天を祈った。空からの涙雨さえなければ、きっと好勝負になる。