日本コカ・コーラ社は19日、3つのトクホを取得した無糖茶『からだすこやか茶W+(ダブルプラス)』を紹介する新製品発表会を都内で開いた。

『からだすこやか茶W+(ダブルプラス)』は、3月4日の全国発売が決定。従来製品は「脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収をおだやかにする」という2つの機能訴求を承認された特定保健食品(トクホ)であったところ、発売10周年を迎えるにあたって中身をアップグレード。進化した製品では、3つ目の機能訴求「内臓脂肪を減らすのを助ける」という広告表示の許可を取って、日本初・トリプルトクホの無糖茶として市場に投入するという。

日本初とうたう、トリプルトクホを取得したこと。同社の山腰欣吾氏が口を開いて「植物由来の食物繊維・難消化性デキストリンを関与成分として使用し、内臓脂肪の減少訴求を含む3つの保健の用途で販売される特定保健食品として初めてのことです」と説明。「3つの機能を持ったトリプルトクホは(健康飲料の中で)『からだすこやか茶W+』だけということでございます」と強調した。

「2014年に発売以来、脂肪と糖にはたらくダブルトクホとして認知が広がって、競争の激しい飲料市場において、10年間しっかりと定着。累計の出荷本数は、12億本以上という数字になっております。従来のダブルの機能に加えまして、内臓脂肪にもはたらく機能も追加。トクホ茶を習慣的に飲んでおられる方の約7割の方が、内臓脂肪を気にされていると分かったからです。そんな日々の食事において葛藤を抱えてらっしゃるお客様に向けて、内臓脂肪も気になる皆さんにとって嬉しい3つの機能を持つ製品に進化いたしました」

発売から10年の進化。3つの機能にアップグレードされたことだけでなく「トクホの場合は、この飲料を飲んで頂いて、臨床試験を重ねて、その効果が消費者の方に認められたという部分もございます。その信頼性も強くアピールしていきたいと思っております」と目指す方針も示されていた。

なお、今回の発表会では、ストレスと疲労感にWではたらくGABAを配合した機能性表示食品『からだリフレッシュ茶W』へのプレゼンテーションもあり、新たなパッケージに刷新する動き、同じく3月4日の全国投入の知らせもあった。

▼ 写真は、日本コカ・コーラ社の山腰欣吾氏

左手に持つ商品は、3月4日発売の『からだリフレッシュ茶W』


▼ 写真は、3月4日の『からだリフレッシュ茶W』


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『からだすこやか茶W』…公式WEBサイト